この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
この記事はで読むことができます。
「家は性能」をキャッチコピーとする一条工務店は断熱性能もとても高いです。
アイスマートやグランスマートは「魔法瓶」と例えられるほどの断熱性能があります。
一条工務店の施主になると、暖かいおうちでの生活が保証されたようなものですね!
とはいえ、
- 一条工務店の断熱性能をもっと高くする工夫が知りたい
- 断熱性能をさらに上げて光熱費を抑えたい
という方は多いと思います。
そこでこの記事では、一条工務店施主の僕が、「断熱性能を高めるためにした工夫」や「打合せのときに担当建築士さんから聞いた話」を紹介します。
実際に打合せで知った、他では知ることができない内容も解説していますので、まずはご一読を!
家づくりに失敗したくない方へ【家づくりの小冊子】無料お取り寄せ!
なんで一条工務店は暖かいの?
全館床暖房
一条工務店のアイスマートやグランスマートの売りは「全館床暖房」です。
リビングや寝室はもちろん。
トイレや玄関まで、収納以外に床暖房が入っています。
そして床暖房は、寒くなり始めた頃から暖かくなるまで(例:10月~4月)つけっぱなしなので、いつ帰っても暖かい状態です。
通常、床暖房は光熱費がめちゃくちゃ高いです。
ですが、一条工務店が自社で製造している太陽光パネルと蓄電池のおかげで光熱費を抑えることができるんです。
断熱材が高性能ウレタンフォーム
一条工務店の断熱材は「高性能ウレタンフォーム」という断熱材の中でも断熱性能の高いものを使っています。
断熱材の種類は
- グラスウール
- ロックウール
- ウレタンフォーム
があります。
一般的に普及しているのはグラスウールです。
グラスウールの利点は安価なところです。
しかし、グラスウールは湿気に弱く、劣化してしまうので、断熱性能が低下してしまいます。
一方、一条工務店の高性能ウレタンフォームは湿気に強いので、劣化しにくく、断熱性能が衰えません。
一条工務店の壁には構造用合板を挟みこむように外側50mm、内側140mmの断熱材があります。
これにより断熱性能は、国が定めている「次世代省エネ基準」の2.5倍以上になるんです。
防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ
一条工務店の断熱性能を支えるのが「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」です。
驚くほど断熱性能が高い窓です。
基本的に窓は壁よりも断熱性能が落ちてしまいます。
そのため一般的な家では、窓に近づくほど寒くなってしまいます。
僕も一条工務店に住む前の家では、窓に緩衝材(プチプチ)を貼っていました。
ですが、一条工務店の窓は断熱性能が高いので、緩衝材(プチプチ)を貼る必要がありません。
一条工務店の防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシは、真冬に内側から窓を触っても冷たいと感じないんです。
3層の窓ガラス
防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシは外側から、
- 防犯合わせガラス
- Low-Eガラス
- 強化Low-Eガラス
の3層でできています。
そしてこれらの間には熱伝導を抑えるためにアルゴンガスが注入されています。
一条工務店の窓のサッシは高性能樹脂でできています。
なんと高性能樹脂の熱伝導率はアルミの「1/1000」なんです。
一条工務店の断熱性能をあげてさらに暖かくする工夫
一条工務店は何も工夫をしなくても十分な断熱性能があり、暖かいです。
ですが、工夫をすることで断熱性能をさらに向上させることができます。
そのため、これから解説する内容は、より断熱性能の高みを目指したい方向けの内容となります。
吹き抜けを設けない
吹き抜けを設けると天井が高くなり、開放感が生まれ、部屋が広く感じます。
しかし、寒い地域にはあまり向かないんです。
温かい空気は冷たい空気よりも軽いので、上に行きます。
逆に冷たい空気が降りてきます。
そのため暖房をつけても自分たちが生活する空間を暖めたくてもなかなか暖まりません。
特にエアコンやストーブといった暖房と吹き抜けは相性が悪いです。
一条工務店は吹き抜けをつけても寒いということはありません。
実際に宿泊体験で吹き抜けのある家を体験しましたが、寒いと感じることはありませんでした。
一条工務店の家は「魔法瓶」と例えられるほど断熱性能が高いです。
そのため、吹き抜けを設けても暖かいです。
ですが、吹き抜けを設けないとさらに暖かいんです。
窓の数は最小限にする
設置する窓は最小限にしましょう。
一条工務店は「うるケア(ロスガード)」という機械換気システムがあるため、窓を開けて換気する必要がありません。
しかし、換気のための窓は設けなくてはいけません。
なぜなら建築基準法で定められているからです。
僕は、建築基準法で定められている窓の個数以上の(開け閉めができる)窓を設けませんでした。
一条工務店の窓は断熱性能が高いと前述しました。
ですが、「窓」と「壁」とではあきらかに「壁」の断熱性能の方が高いですよね。
つまり、窓を設ければ設けるほど断熱性能は下がっていくことになります。
担当建築士さんに、
この部屋にはどれくらいのサイズの窓がいくつ必要ですか?
と尋ねて、さらに
必要以上に窓を設けたくないんです。
と伝えることで、窓の数を必要最小限にすることができますよ!
窓は引き違い窓より開き窓を選ぶ
一条工務店で選べる、(開け閉めできる)窓は大きく分けて
- 引き違い窓
- 開き窓
の2種類です。
そして、断熱性能をより高くしたいのであれば、「開き窓」を選択しましょう。
打合せのときに担当建築士さんに確認したところ、
断熱性能が高いのは開き窓ですよ!
と教えてくれました。
ただ、引き違い窓だと断熱性能が劣るわけではなく、一般的な住宅の断熱性能よりは高いですよ!
とも言っていました。
つまり、引き違い窓でも十分だけど、開き窓にすることでさらに断熱性能が向上するということです。
採光用の窓はFIX窓を選択する
換気用に設けなくてはいけない窓は足りてるけど、さらに採光用の窓を設けたいことがあると思います。
そんなときはFIX窓を選択しましょう。
FIX窓とは、開けることのできない窓のことです。
開けることができないということは隙間がないんです!
採光のためだけの窓であれば、FIX窓を選びましょう!
床下点検口は押入れや階段下収納の中に設ける
床下点検口は押入れや階段下収納の中に設けましょう。
なぜなら床下点検口から冷気が漏れてくるからです。
床下点検口が部屋にあったとしても部屋の温度が下がることはないですよ
と担当建築士さんから言われました。
ですが、
では床下点検口付近に立ったときにヒヤッとすることもないですか?
と聞いてみたところ
足元が少し寒く感じることはあるかもしれません
と返答がありました。
また、床下点検口の場所には床暖房が設けられません。
そのため、元々床暖房がない押入れや階段下収納に床下点検口を設けるほうがいいんです。
まとめ:断熱性能は高ければ高いだけいい!
以上、一条工務店の断熱性能をさらに向上させる工夫を解説しました。
断熱性能を向上させる工夫
- 吹き抜けを設けない
- 窓の数は最小限にする
- 窓は引き違い窓より開き窓を選ぶ
- 採光用の窓はFIX窓を選択する
- 床下点検口は押入れや階段下収納の中に設ける
一条工務店は初期費用が高いと言われていますよね!
僕も実際に着手承諾時の金額を見て、一瞬息が止まりました。
ですが、一条工務店にはその費用に見合うだけの価値があると思います。
そしてその価値をさらに高くするのは施主次第です。
着手承諾をするまでたくさんの情報を集めて、後悔のない家づくりをしてください!
ぽんずからは以上です!