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こんにちは!一条工務店 i-smart施主のぽんずです!
一条工務店での打ち合わせでメインになるのが間取りについてです。
僕は全部で9回ほど打ち合わせをしましたが、そのうち5回は間取りについてでした。
やはり注文住宅の満足度を上げるためには間取りにこだわらなくてはいけません。
どんなに高性能な一条工務店の家でも、間取りに納得できなければ満足のいく家づくりはできません。
そして間取りを考えるうえで一緒に考えなくてはいけないのが「扉」です。
扉一つで部屋の印象や使い勝手がガラリと変わります。
とはいえ、
- どの場所にどんな扉をつければいいのかわからない
- どんな扉を付けても同じじゃないの?
という方は多いでしょう。
そこでこの記事では、扉の種類と特徴、扉を選ぶときの注意点について解説します。
実際に住んでみて気がついたことを元に記事を書いているので、まずはご一読を!
扉の種類と特徴
開き戸
開き戸は引き戸に比べて防音性の高い扉です。
プライバシーを重視して家づくりをしたい人におすすめ。
また、洗面所でのドライヤーやトイレの音を遮るためには引き戸よりも開き戸の方がいいんです。
実際に生活していても、開き戸の方が話し声やテレビなどの音漏れが少なく感じます。
引き戸
引き戸は開け閉めの際にスペースを取りません。
また、扉を開けっぱなしにするときは壁に収納されるためスタイリッシュです。
折れ戸
折れ戸はその名の通り、開く際に折れる扉です。
開き戸を7対3で折ったような造りをしています。
この折れ戸がおすすめな場面は、開き戸も引き戸も選択できないような場面です。
スリットスライダー
スリットスライダーは引き戸の仲間で、引き戸よりおしゃれなデザインです。
1枚だけ標準でつけることが可能になります。
大抵のお家は玄関からリビングに入る扉に使用しています。
施主訪問に行ったときのお家はリビングと和室を分ける扉に使っていました。
ガラスドア
ガラスドアは真ん中がガラスになっているドアです。
開き戸、引き戸の両方ともガラスドアにすることができます。
このガラスドアも1枚だけ標準でつけることが可能です。
ガラスドアをつけると部屋の印象がよりおしゃれになりますし、光を取り入れることができます。
それぞれの扉を選ぶときの注意点
開き戸
開き戸は開けるときにスペースが必要です。
実際には45cm✕45cm程度必要となり、デッドスペースになります。
廊下側に開くようにすると、廊下にいる人とぶつかる危険があります。
一方で部屋側に開くと、その分部屋が狭くなります。
例えば6畳の子供部屋があるとすれば、実際は5.5畳分になるんです。
開き戸は開けたときのスペースを考慮して設計しないといけません!
換気したり冷気を入れたりと、扉を開けっ放しにしたいことってありますよね!
開き戸は開けっ放しにしていると、どうしても目についてしまいます。
スタイリッシュとはいえないです。
引き戸であれば開けっ放しにすると壁に隠れて、扉自体が見えなくなりますし、邪魔にはなりません。
ですが開き戸はどうしても出っ張ってしまいます。
夜トイレに起きたとき、寝ぼけて足の小指をぶつけてしまったこともあります。
一条工務店の開き戸は開けっ放しにしたときに扉が動かないようにストッパーが床に埋め込まれています。
いちいち手でストッパーを動かさなくていいので、めちゃくちゃ便利です!
ですが、床にストッパーが埋め込まれてるのが気になってしまいます。
なかなか見慣れません笑。
今でも薄暗いときに床のストッパーを見ると、ゴミと勘違いしてしまいます。
開き戸は階段のそばには付けない方がいいです。
なぜならめちゃくちゃ危険だからです!
これは一条工務店の建築士にも言われました。
例えば階段上がってすぐのところにトイレがあるとします。
開き戸を開けたときに、ちょうど階段を上がってきた人に扉がぶつかると、階段を転げ落ちることもあるそうです。
大人であれば大丈夫かもしれませんが、小さな子供だと扉にぶつかって、ふっ飛ばされることもあります。
階段の近くには開き戸を設けないように注意が必要です。
開き戸は「少しだけ開けておく」ということができません。
ソフトクローズがあるので、一定の位置まで閉めると残りは勝手に閉まってしまいます。
最後まで閉め切らなくても勝手に閉まるので便利なのですが…
風を通すために少しだけ開けておきたい場面でもそれができません。
ちなみに、対策としてソフトタイプのドアストッパーがあれば少しだけ開けておくことができます。
引き戸
引き戸は指をかけるところに指をかけたまま開けると、指を挟んでしまいます。
これがかなり痛いんです。
常に注意を払っていれば問題ないですが、気を抜くといつも指を挟んでしまいます。
特に小さい子供は注意が必要です。
大人でも悶絶するくらい痛いですよ。
開き戸と比べると、引き戸はどうしても音が漏れてしまいます。
話し声やテレビの音などは完璧に漏れます。
大声で話さなければ話の内容までは聞こえませんが、「何か話してるな〜」くらいはわかります。
引き戸を閉めるときに力加減を間違えると、ソフトクローズの部分までは勢いよく閉まってしまいます。
ソフトクローズがあるおかげでバタンっと閉まることはありません。
ですが、ソフトクローズの部品は消耗部品なので、負荷がかかってしまうと、消耗が早まってしまいます。
そのためいつも閉める力加減には細心の注意を払っています。
引き戸は開け閉めするときに「ガラガラガラ〜」と音がします。
日中は気にならないのですが、真夜中にトイレに行くときは音が気になってしまいます。
音に敏感な我が家の犬は引き戸の音がするたびに吠えます。
例えば、赤ちゃんがいるご家庭では神経を使うでしょう。
せっかく寝てくれた赤ちゃんも引き戸の音で起きてしまうかもしれません。
引き戸も開き戸もソフトクローズの「カチッ」という音はしますが、「ガラガラガラ〜」という音は引き戸の特徴的な音です。
開閉音が気になるのであれば開き戸の方がおすすめです。
折れ戸
折れ戸は開け閉めに慣れるまで時間がかかります。
そもそも開き戸や引き戸に比べて折れ戸に触る機会って少ないですよね。
僕は一条工務店のお家に引っ越してくるまで、折れ戸を触ったことがありませんでした。
やっと最近慣れてきましたが、最初の頃は開け閉めがすごくぎこちなかったです。
開き戸も引き戸もつけられない場所でも折れ戸はつけられるので、折れ戸を選べると間取りの選択肢は増えます。
ですが、使い勝手が悪ければ意味がありませんよね。
もし不安な方は展示場に行って折れ戸の使い勝手を確認してみることをおすすめします。
僕も実際に展示場で折れ戸を何度も開け閉めして使えそうだったので選択しました。
折れ戸にはソフトクローズがついていません。
ソフトクローズがついていないので、勢いよく「バタンっ」と閉まってしまいます。
勢いよく閉まると家中に響くくらい音がします。
折れ戸は開き戸や引き戸に比べて開き具合が狭いんです。
通る頻度の多い場所への設置はおすすめできません。
寝室や洗面所、トイレなどのよく使う場所への設置は避けましょう。
逆にウォークインクロゼットや脱衣所などの使用頻度の少ない場所におすすめです。
僕の家ではまさにウォークインクローゼットと脱衣所が折れ戸になっています。
スリットスライダー
スリットスライダーはおしゃれな扉です。
まあまあいい値段のするオプションです。
オプションですが、1枚は標準で好きな場所に設置することができます。
設置するときはどちら側に設置するかしっかりイメージしましょう。
スリットスライダーは印象の強い扉なので表と裏で印象が違ってきます。
実際に間取りのイメージができていないと、「思っていたものと違った」となってしまいかねません。
スリットスライダーには指をかけるところがありません。
開けるときはスリット部に手をかける必要があります。
そのため、汚い手で触るとスリットスライダーが黒く汚れてしまいます。
特にピュアホワイトを選ぶと汚れが目立ってしまいます。
スリットスライダーは
- 透明ガラス
- くすみガラス
の2種類のガラスから選ぶことができます。
このうち透明ガラスを選ぶとスリットスライダーの反対側が見えてしまうんです。
例えば、玄関とリビングの間に設置するとき、透明ガラスだと郵便配達員やお客さんからリビングの様子が見えてしまいます。
設置する場所を考えて透明ガラスにするのか、くすみガラスを選びましょう。
スリットスライダーは2枚目からオプションになります。
モデルルームではスリットスライダーを2枚合わせて両開き扉として使っていました。
ですが実際に同じようにすると、1枚分はオプションになってしまいます。
ガラスドア
ガラスドアもスリットスライダーど同じく、
- 透明ガラス
- くすみガラス
から選ぶことができます。
透明ガラスを選ぶと部屋の様子が透けてわかるので、つける場所は気をつけなくてはいけません。
また、脱衣所など外から中の様子をみられてはまずいような場所にはそもそもガラスドアは向いていません。
ガラスドアは開き戸タイプと引き戸タイプのどちらもあります。
ですが、ガラスドアも2枚目からはオプション扱いになってしまうため注意が必要です。
開き戸もしくは引き戸1枚が標準です。
我が家でより多く採用したのは引き戸
我が家では引き戸を多く採用しました。
引き戸は全開のときにスッキリしますし、開け閉めの際にスペースを余計に取らないので、間取りの自由度が上がるからです。
一方で、間取りによって引き戸を採用できない場所には開き戸や折れ戸を設置しました。
ちなみに、我が家の扉の8割は引き戸です!
まとめ:
以上、一条工務店の扉について解説しました。
注文住宅はどんなに些細なことでも後悔することがあります。
我が家も基本的には満足していますが、「ここはこうすればよかったね〜」と思うことがあります。
扉一つとっても同じことが言えます。
一条工務店の打ち合わせの回数は決して多くありません。
むしろ少ないです。
少ない打ち合わせのなかで間取りや扉、その他のオプションなど様々なことを決めなければいけません。
少しでも満足のいく家にするためには情報収集が必要不可欠です。
このブログでは一条工務店に関する様々な情報を発信しています。
理想の家づくりのためにもぜひ見てみてください!
ぽんずからは以上です。