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こんにちは!
i-smart施主のぽんずです!
一条工務店のi-smartで家づくりを考えているあなた。
オプションにシャワールームってあるけど、どうなの?
と気になっていませんか?
朝のシャワー渋滞や、家族の長風呂…
もう一つお風呂があれば、このイライラから解放されるかも
そんな風に思いますよね。
この記事では、シャワールームを設置したi-smartに1年間住んでいる僕が、5人家族のリアルな使い勝手を、良い点も悪い点も包み隠さず本音でレビューします。
メリット・デメリットはもちろん、多くの人が見落としがちな「水圧」や「掃除」の問題、そして設置で後悔しないための「間取りのコツ」まで、僕の体験談を正直に全て詰め込みました。
最後まで読んでいただければ、あなたの家族にとってシャワールームが本当に「必要」かどうかが明確になり、家づくりでの後悔を1つ減らすことができますよ。
【結論】一条工務店i-smartのシャワールーム、1年住んだ5人家族の答えは「大正解」
i-smartに住み始めて1年。シャワールームの使い勝手について、検討中の方はもちろん、すでに採用を決めた方も「実際のところ、どうなの?」と気になっているのではないでしょうか。
結論から言うと、我が家にとってシャワールームの採用は「大正解」でした。
家族がストレスなく暮らすためには、もはや無くてはならない住宅設備だと、この1年間で実感しています。
世間一般では
「お風呂は一家庭に一つ」
という感覚が普通なので、シャワールームを別途設けるのは少し贅沢に感じるかもしれません。
しかし、家族が多い我が家にとっては、その追加コストを遥かに上回る満足度がありました。
特に、普段から浴槽には浸からずシャワーだけで済ませることが多いご家庭なら、間違いなく「あってよかった」と感じるはずです。

我が家がシャワールームを「採用した理由」と「建築前の悩み」
5人家族のリアルな「お風呂渋滞」
シャワールームの採用を決めた一番の理由は、建築前の家で毎朝のように勃発していた「お風呂渋滞」です。
我が家は、とにかく朝シャン派が多い家庭。
夜にお風呂を済ませていても、
「寝癖を直すよりシャワーを浴びた方が早い」
「寝汗でベタつくのが気持ち悪い」
と、朝にもシャワーが欠かせない家族がいるのです。
その結果、どうなるか。
家族が仕事や学校へ行く前の限られた時間に、シャワーの順番待ちで長蛇の列が発生。
次に入りたい家族からのプレッシャーで、一人あたりの入浴時間はわずか10分程度でした。
「早くして!」
そんな怒号が飛び交うのは日常茶飯事。
ゆっくりお風呂で髭を剃るなんて、夢のまた夢。
朝の慌ただしい時間と、家族のイライラは常にセットでした。
このストレスフルな毎日を、新しい家では絶対に解消したい。
それがシャワールーム採用の最大の動機でした。
採用前にシャワールームへ期待していたこと
僕たちがシャワールームに期待していたのは、何よりもまず「お風呂渋滞の解消」という一点でした。
朝であろうと夜であろうと、家族の誰かがお風呂に入っていても、もう一つのシャワールームが空いていればノンストレス。
これがあれば、誰かが1時間以上の長風呂を楽しんでいても、他の家族は気兼ねなくシャワーを浴びることができます。
建築当時は、あくまでメインで使うのは浴槽のある「浴室」で、シャワールームは「サブ」としての活躍を想定していました。
……しかし、この想定が良い意味で裏切られることになります。その話は、また後ほど。
【関連記事】シャワールームの価格や仕様はこちら
ちなみに、シャワールームの基本的な価格や仕様については、以前こちらの記事で詳しく解説しています。
基本的な情報を知りたい方は、まずはこちらの記事からご覧いただくと、この後の話がより分かりやすくなるかもしれません。
【リアル体験談】1年間使って実感!シャワールームがあって本当に良かったこと
メリット①:朝の「洗面所・お風呂渋滞」が完全消滅した話
結論から言うと、あれほど熾烈だった朝のシャワー争奪戦は、シャワールームの導入によって跡形もなく消え去りました。
以前は「今日は誰が何時に朝シャンする?」と毎日話し合っていました。
ですが現在は、
「今からお風呂入るよ〜」
この一言で全てが完結します。
というのも、i-smartでの生活が始まると、ごく自然に「浴室をメインで使う人」と「シャワールームをメインで使う人」に分かれていったのです。

僕はシャワールーム派です。
もともとお風呂はシャワーだけで済ませるタイプなので、サッと入れてサッと出られるシャワールームの手軽さは、まさに僕にうってつけの設備。
今では、ほとんどシャワールームばかり使っています。
シャワーの順番待ちがなくなったことで、僕自身の心には大きな余裕が生まれました。
仕事へ行く前には、必ずシャワーを浴びたいタイプです。しかし、朝は本当に時間がない。自分が入ろうと思ったタイミングで他の家族に入られてしまうと、「自分の準備が間に合わないかもしれない」という焦りが生まれます。
この焦りが、毎朝の大きなストレスでした。 本当は家族を急かしたくないのに、急かしてしまう。そんな状況がなくなったのは、精神的に非常に大きいです。
メリット②:家族の長風呂も「どうぞごゆっくり」と笑顔で見守れる
朝の渋滞が解消されたメリットは大きいですが、夜の入浴シーンでもシャワールームは活躍します。
例えば、美容やリラックスのために半身浴で1時間以上、ゆっくりバスタイムを楽しみたい家族がいるとします。
以前の家では、これが新たな火種になることも。
お風呂に入っている側は「そろそろ出ないと悪いかな…」と気を遣い、待っている側は「まだかな…」と我慢する。
お互いにとって、小さなストレスでした。
しかし、今は全く問題ありません。
誰かが浴室で長風呂をしていても、他の家族は「じゃあシャワールーム使おう」となるだけ。
長風呂をする側は、待たせる罪悪感なくリラックスできる。
待つ側も、我慢せずに済む。
このwin-winの関係は、家庭の平和に大きく貢献しています。
メリット③:急な来客にも神対応できる安心感
三つ目のメリットは、急な来客にも慌てず対応できる安心感です。
家族が毎日使う浴室は、どうしても「生活感」が出てしまいますよね。
家族それぞれがお気に入りのシャンプーやトリートメント、洗顔フォームなどを置くので、物が多くなりがちです。

一方、我が家のシャワールームは「使う時だけ必要なものを持ち込む」というルールで使っています。
そのため、いつ誰が使ってもいいように、常にスッキリとした状態を保つことができています。
このおかげで、来客時には生活感のないキレイなシャワールームを「どうぞ」と気兼ねなく案内できます。
それに、お互いに少し気が引ける「他人の家のお風呂(浴槽)に浸かる」という行為をしなくて済むのも、ゲストにとっては楽なポイントだと思います。
浴槽のないシンプルなシャワールームだからこそ、ゲストも本当の意味で気楽に使ってもらえる。
これは住んでみて分かった、予想以上に大きなメリットでした。
メリット④:これは想定外!住んでみて分かった意外な活躍シーン
一つは、家族がインフルエンザなど、感染力の強い病気にかかってしまった時です。
誰かが体調を崩すと、家庭内での感染拡大は何としても避けたいもの。
そんな時、療養中の家族が使うシャワー室と、他の元気な家族が使う浴室を完全に分けることができました。
この「使い分け」ができるおかげで、家族の全滅を防ぐことができる。
これは、家族が多い我が家にとって、衛生面で非常に大きな安心材料になっています。
もう一つ、地味に助かっているのが、浴室で洗濯物を乾かしている時です。
雨の日や、すぐに乾かしたい洗濯物がある時など、浴室を除湿機やサーキュレーターを使って乾燥スペースとして活用するご家庭は多いと思います。
そんな時に「あ、シャワー浴びたいな」と思っても、湿った洗濯物を一度移動させるのは面倒ですよね。
シャワールームがあれば、浴室の状況を全く気にする必要がありません。
洗濯物を乾かしたまま、自分はシャワールームへ。
このスムーズさも、実際に住んでみて強く感じたメリットの一つです。
【正直レビュー】もちろん良いことばかりじゃない。設置前に知りたかった
注意点①:水道代は上がる?→答えは「変わらない」でした
シャワーが2つになったら、水道代も上がるんじゃない?
これは、シャワールームを検討する誰もが抱く疑問だと思います。
結論から言うと、我が家の場合、シャワールームができたことによって水道代が上がることはありませんでした。
以前の家と比べても、水道代はほとんど変わっていません。
なぜなら、シャワールームが一つ増えても、シャワーを浴びる家族の人数や1日に浴びる合計回数は、結局のところ同じだからです。
シャワールームは「使う水の総量」を増やす設備ではなく、「使うタイミング」を快適に分散させるための設備。
そう考えると、水道代が変わらないのも納得できるのではないでしょうか。
注意点②:【最重要】シャワーの同時使用で「水圧」は落ちる?
結論から言うと、はい、水圧はかなり落ちます。
浴室とシャワールームで同時にシャワーを使った場合、確かに水圧は弱くなります。
ただ、お互いにシャンプー中はシャワーを止めるなど、ずっと水を出しっぱなしにするわけではないので、「まあ我慢できるかな」というのが正直な感想です。
しかし、本当に注意が必要なのは、浴槽にお湯を張っている時です。
このタイミングでシャワーを浴びると、水圧は目に見えて下がり、正直かなり弱々しいシャワーになってしまいます。
シャワールームの採用を考えているなら、パワフルなエコキュートの導入を検討しましょう。
これは、計画段階で必ず確認すべきポイントです。
ちなみに我が家では、「誰かがシャワールームを使っているときはお湯張りをしない」。
というプチルールができました。
また、水圧の強いシャワーヘッドに変えるのも一つの手です。
我が家ではMYTREXの「HIHO FINE BUBBLE+」というシャワーヘッドに変えて使っています。

肌あたりが心地よいミストから、勢いのあるストレート水流まで3つのモードを使い分けられます。
高い洗浄力や保湿効果に加え、節水効果も期待できるので、シャワー派の僕にはぴったりのアイテムです。
注意点③:掃除の手間は純粋に2倍?リアルな掃除頻度とカビ問題
我が家の掃除ルーティンは、毎日の「ついで掃除」が基本です。
まず、排水溝は髪の毛やゴミが溜まりやすく、ピンクカビも発生しやすいため、お風呂上がりに毎日サッとゴミを取り除きます。
ピンクカビを見つけたら、その場ですぐにスポンジで軽くこするだけ。
洗剤は「バスマジックリン」を使っています。

我が家では浴槽の自動洗浄でもバスマジックリンを使うので大容量タイプを買っています。
この大容量バスマジックリンをスプレーボトルに入れて使っているんです。
そして、最も重要なのが、毎日お風呂上がりに水切りワイパーで壁や床の水滴を徹底的に切っておくこと。

このマーナの水切りワイパーは大きすぎず小さすぎない、まさに「ちょうど良いサイズ感」です。
なので、小回りが聞いて水切りがしやすいんですよ!
ゴム部分も全然ヘタりません

そして実は「水切り作業のしやすさ」も、僕が浴室よりシャワールームを気に入っている理由の一つ。
シャワールームは浴槽もなく棚も必要最小限とかなりシンプルな作りなので、浴室よりずっと楽に水切りができます。
この毎日の水切りルーティンこそが、最強のカビ対策です。
一条工務店の家には「ロスガード」という24時間換気システムが入っているため、浴室の換気扇を長く回すことは推奨されていません。

ちなみにロスガードとは、室内の快適な温度や湿度を保ったまま、外の新鮮な空気と入れ替えてくれる一条工務店自慢の『熱交換換気システム』です。
しかし、スクイージーでしっかり水気を切っておけば、換気扇を30分〜1時間ほど回すだけで、シャワールームはしっかり乾きます。
面倒でなければ、タオルで拭き上げるのも効果的です。
このひと手間のおかげで、1年が経過した今も、気になる黒カビなどは発生していません。




注意点④:【間取りの最重要ポイント】シャワールームで後悔しないための唯一のコツ
よくある間取りに「脱衣室兼洗面所」がありますが、個人的にはおすすめできません。
なぜなら、誰かがお風呂に入っていると、他の家族は歯磨きや髪のセットで洗面所を使えなくなってしまうからです。
これでは、せっかくお風呂渋滞を解消するためにシャワールームを設置したのに、新たなストレスが生まれてしまいます。
シャワールームの快適さを100%引き出すためにも、「脱衣室と洗面所は分ける」。
そして、脱衣室にはプライバシーを守るための「鍵を設置する」。
がベストです!
ちなみに我が家では、その教訓を活かし、シャワールームの隣に1畳の専用脱衣室を設けました。
写真でもわかる通り広くはありません。が、着替えるだけなら十分です。

もちろん、鍵付きです。
メインの浴室にも、ランドリールームを兼ねた脱衣室を別に設けており、洗面所とは完全に独立させています。
おかげで、誰がどのタイミングでシャワーを使っても、洗面所を使う家族とお互いに全く干渉しない、ストレスフリーな動線が実現できています。

この間取りに関しては、1年住んでみても「反省点」が見当たらないほど満足しています。
まとめ:一条工務店のシャワールームは4人以上の家族に最高の投資だった
一条工務店のi-smartでシャワールームのある生活を1年間送ってみて、我が家にとっては「大正解」であり、最高の選択でした。
あれほど毎朝繰り広げられたシャワーの争奪戦や、家族の長風呂で感じていたイライラが嘘のように消え、何物にも代えがたい「心の余裕」が生まれたんです。
もちろん、記事で紹介したように水圧の問題や掃除の手間といった注意点はあります。
しかし、それらを上回る圧倒的な価値が、4人以上の家族にはあると断言できます。
もしあなたが、家族との日々の小さなストレスを減らし、「時間」と「心の平穏」を手に入れたいと本気で思うなら、シャワールームは非常に強力な選択肢になるはずです。
家づくりは、時に情報戦でもあります。 後悔しない最高の家を建てるためにも、一つの選択肢だけでなく、ぜひ広い視野で情報を集め、比較検討してみてください。

ぽんずからは以上です!