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職場において「頼れる存在」「相談される存在」になることは立派なことであり、誰にでもなれるものではありません。
とはいえ、
- 頼られすぎて仕事が増える一方だ!
- なんでもかんでも私に聞かないで!
という方も多いと思います。
そこでこの記事では、「頼られすぎてつらい」「相談されすぎてつらい」というお悩みを解決していきます。
僕自身の同じ部署や他部署から依頼を受けることが多かったのですが、この記事の内容を実践することで「頼られすぎる人」「相談されすぎる人」を卒業することができました。
具体的には、
- 「頼みやすい人」「相談しやすい人」の特徴
- 「頼みやすい人」「相談しやすい人」を卒業する方法
の順番に重要なところだけを解説していきます。
明日からでもできる方法を解説していますので、まずはご一読を!
「頼みやすい人」の特徴
①はなしかけやすい
「はなしかけやすい人」に頼み事は集中します。
逆にはなしかけづらい人は、よほどことがない限り頼まれません。
想像してみてください。
難しい顔をして誰も近づけないオーラをまとっている人に、頼みごとをしたいですか?
嫌ですよね。
近づくことすら躊躇ってしまうと思います。
②二つ返事で引き受けてくれる
二つ返事で引き受けてくれる人には、依頼が集中します。
あなたも頼まれたらすぐOKしていませんか?
ほとんどの人は頼まれることを嫌います。
理由は「仕事が増えるから」です。
仕事が大好きな人でない限り、仕事が増えることを喜ぶ人なんていませんよね。
頼まれたとしても、
- 文句を言う
- できない理由を並べる
といった人がほとんどです。
依頼者も、文句を言われるとわかっていれば、わざわざ頼もうとは思いませんよね。
一方、「はい!いいですよ!」と二つ返事で仕事を引き受けてくれる人には、めちゃくちゃ頼みやすいんですよ。
③仕事が速い
仕事が速い人は、本当によく頼まれます。
締め切りが近い仕事でも安心して頼むことができますし、スケジューリングしやすいからです。
逆に、仕事が遅い人に頼むと、頼んだ側がヒヤヒヤしてしまいます。
依頼者は、スピーディーに仕事ができる人を選んでお願いしているんです。
④仕事が丁寧
仕事が早い人と同様に、仕事が丁寧な人も頼まれやすいです。
「丁寧」というのは、かなり魅力があります。
「この人にチェックしてもらえれば間違いないだろう」という人があなたの職場にもいませんか?
もしかしたら、あなたがそうかもしれません。
⑤多くの人から頼まれている
多くの人から頼られている人は、さらに多くの人に頼られるようになります。
たとえるなら、行列ができているお店に並びたくなるようなもの。
行列ができているラーメン店を見ると、それだけでおいしいお店なんだろうなと想像できますよね。
それと同じように、多くの人が頼んでいるということは、それだけ信用できるということです。
「相談しやすい人」の特徴
①はなしかけやすい
「頼みやすい人」と同じく、はなしかけやすい雰囲気の人は「相談しやすい人」になります。
逆に、常に画面をにらみ、誰も寄せ付けないオーラを出しながら仕事をしている人にわざわざ相談しにいったりしないですよね。
②何でも知っている
業務のことを何でも知っている人は、よく相談されます。
自分で調べたり探したりするより、物知りなあなたに聞いた方が早いからですね。
- 業務の進め方
- 資料が保存されている場所
- 取引先の担当者について
などなど、多くのことを相談されたり聞かれたりするでしょう。
③代わりに調べてくれる
相談者の代わりに調べてくれる人には、相談が集中してしまいます。
例えば相談者Aさんから、
○○の資料ってどこにありますか?
と聞かれたとしましょう。
そのときにあなたが、
探しておきますね!見つけたらAさんのデスクに上げておきます。
といったシチュエーションはありませんでしたか?
相談者のAさんからしたら大助かりですよね。
自分で探す手間が省けるんですから。
そしてAさんは次もあなたに資料の場所を聞いてくるでしょう。
④代わりに情報を集めてくれる人
相談者の代わりに、情報集めしてくれる人も相談されやすいんです。
たとえば、相談者Aさんから
○○社の○○さんに連絡したいんですけど、連絡先を知りませんか?
と相談されたとします。
あなたは連絡先を知りません。
そのときにあなたは、
ほかの人にも連絡先を知っている人がいないか聞いてみます!
とAさんから引き受け、あなたがBさんやCさんに連絡先を知らないか聞いて回ったとします。
あなたはAさんの代わりに情報収集したことになります。
そういった情報収集を代わりに担っていると、便利で相談されやすい人になってしまいます。
「頼みやすい人」を卒業する方法
①自分のタスクを確認する
頼みごとをされたら、まず自分のタスクを確認しましょう。
このとき、2つポイントがあります。
あきらかに暇なときでも、タスクを確認するようにしましょう。
確認するフリで構いません。
大切なのは、二つ返事でOKしないこと
依頼者が「申し訳ない」と思うような行動をさりげなくとることが必要になります。
依頼を引き受けるときは、
空いた時間にやっておきます!
という一言を付け加えるようにしましょう。
この一言をつけることで「暇なわけではないですよ!」という意思表示をすることができます。
断らず安請け合いせずの魔法の言葉です。
②頼まれた仕事に時間をかける
頼まれた仕事には時間をかけましょう。
仕事のスピードが速いと評価されます。
それ自体いいことではあるのですが、余計に仕事を頼まれてしまうようになってしまいます。
まず、頼まれた仕事を引き受けるときは期限を聞きましょう!
そしてその期限ぎりぎりに提出することを心がけることで、余計に仕事を頼まれることはなくなります。
また、期限を過ぎているわけではないので悪いことをしているわけでもありません。
③忙しいときは潔く断る
あなたが多くの仕事を抱えていて忙しいときは、潔く断りましょう。
仕事を引き受けすぎてパンクしてもいいことはありませんし、あなたが担当している業務に支障が出てしまうこともあります。
はじめは断ることに勇気が必要ですが、何度か断っているうちに頼んでこなくなります。
断ることに罪悪感があるでしょうが、少し我慢して潔く断りましょう。
「相談しやすい人」を卒業する方法
①わかることでも即答しないで悩むフリ
パッと答えられるようなことであっても即答してはいけません。
少し悩んだフリをしましょう!
相談する側にとって、即答はとてもラクです。
即答に味をしめて、なんでも聞いてくるようになってしまいます。
少し悩んだフリをしたり、回答を先延ばしにすることで、なんでも聞いてくることはなくなります。
②代わりに調べることはしない
「相談してきた人の代わりに調べてあげる」というのはいいことではありません。
ただただあなたの仕事が増えてしまうんです。
あなたがもし、相談されたことに答えられなかったときは、気を利かせて
調べておきますね!
とは言わずに、
すみません。わからないです。
と返答しましょう。
③ヒントだけ教える
相談されたことに対して答えを教えることがすべてではありません。
ヒントを教えるだけでも十分な場合があります。
たとえば、資料を保存している場所を聞かれたとしましょう。
それに対して
ここに資料がありますよ!
と場所を教えるのではなく、あえて
○○のあたりで見た気がします。間違ってたらすみません。
とはぐらかし、ヒントだけ伝えます。
このようにヒントを与えると、相談した側が不十分だと思えばほかの人に聞きに行くでしょう。
すると自然にあなたには聞いてこなくなります。
まとめ:頼られすぎはつらくなるだけ
以上、「頼みやすい人」と「相談しやすい人」を卒業する方法を解説しました。
頼みやすい人を卒業する方法
- 自分のタスクを確認して忙しいことをアピールする
- 頼まれた仕事にはあえて時間をかける
- 忙しいときは潔く断る
相談しやすい人を卒業する方法
- わかることでも即答しないで悩むフリをする
- 代わりに調べることはしない
- 答えを教えるのではなく、ヒントになる情報だけを教える
「頼みやすい人」「相談しやすい人」はまわりから慕われていることであり、決して悪いことではありません。
ですが、それも度がすぎると仕事が増えてしまったり、時間がなくなってしまったりと弊害が生じてしまいます。
まずはこの記事の内容を実践して「頼みやすい人」「相談しやすい人」を卒業することができるように頑張りましょう。
ぽんずからは以上です。