この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
この記事はで読むことができます。

こんにちは!
i-smart施主のぽんずです!
一条工務店では
「家は性能」
をコンセプトとしています。
その特徴の一つが、魔法瓶と例えられるほどの
「気密性&断熱性能」
です。
びっしり詰め込まれた断熱材とハガキ一枚分に満たないほどの隙間しかないため、冷暖房の効率がとても良いんです。
また、屋外の音が遮断されるので、すごく静かな空間になります。
一方で、
「一条工務店は家の中で音が響く」
とよく言われています。
こればっかりは実際に住んでみないとわかりませんよね。
展示場は一般的な家に比べて広すぎるため、参考になりません。
そこでこの記事では、実際に一条工務店のi-smartで暮らしている筆者が、
- 一条工務店の家は響くのか
- 音が響きにくい間取り
について具体的に解説します。
この記事を読むことで、住んでから後悔することが減ります!
まずはご一読を!
【リアルな意見】一条工務店の家は本当に音が響くの?
一条工務店の家は音が響く
さっそく結論から。
一条工務店の家は他の家よりも音が響きます。
1階のリビングでの話し声が2階の寝室まで聞こえてくるんです。
寝室の扉を開けていれば、リビングで話している内容まで鮮明に聞こえてきます。
また、
- 調理でミキサーを使う
- 掃除機をかける音
- ドライヤーで髪を乾かす音
といった生活音も話し声と同様に、家中に響き渡ります。
小さな音でも起きてしまう赤ちゃんがいるご家庭では、音が響くことは死活問題ですよね。
足音や話し声、テレビの音など、とにかく音に気を遣わなければいけません。
一条工務店の家で音が響く理由
なぜ一条工務店の家は音が響いてしまうのでしょうか。
それは冒頭にも話した通り、
「高気密高断熱」
だからです。
一条工務店の家は日本の省エネルギー基準の約8倍の機密性があります。
ホームページを見ると、家の隙間をハガキの枚数で表現しています。
引用:一条工務店ホームページ
建坪45坪の場合、ハガキ0.6枚分の隙間しかないのは本当に驚きですよね。

我が家でも機密測定をしましたが、ホームページに記載されている数値の半分程度の数値でした。
つまり、家全体でハガキ0.3枚分程度の隙間しかありません。
ここまで隙間がないと、虫どころか隙間風が入ることもありません。
ですので、音の逃げ場もないのです。
一条工務店は断熱性能へのこだわりがすごいんです。

僕はその圧倒的な断熱性能に惹かれました。
雪国の冬は冗談抜きに寒いですからね笑。
一条工務店が断熱性能のためにこだわっているポイントが大きく2つあります。
こだわりポイントの1つ目は、
「高性能ウレタンフォーム」
という断熱材です。
一般的に広く用いれられているグラスウールに比べて高性能ウレタンフォームは約2倍の断熱性能があります。
ただ、グラスウールより値段が高いんです。
そんな高性能ウレタンフォームを内側だけでなく、構造用合板の外側にも使う
「外内ダブル断熱工法」
にすることで、一般的な断熱工法ではたどり着けない断熱性能を実現しています。
また、壁だけでなく天井や床にも高性能ウレタンフォームが使われているため、言葉通り家を断熱材で包んでいるんです。
こだわりポイントの2つ目は、
「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」
という窓です。
窓は住宅で一番熱が逃げやすい場所。
本当に断熱性能を高めようとするのなら、窓が全くない家にするのが一番です。
ですが、法律的にも窓は必ず設けなくてはいけません。
そこで開発されたのが防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシです。
このサッシは一般的な窓の約6倍の断熱性能があります。
また、ガラスの間には熱伝導率の低いアルゴンガスが注入してあります。
断熱材や窓といったものを従来よりも高断熱なものにすることで、一条工務店は他を寄せ付けない圧倒的な断熱性能を誇っているんです。
ただ、この気密性と断熱性能によって熱だけでなく音も逃げ場を失ってしまい、家中に反響してしまうんです。
【建てる前に知りたかった】音が響きにくい間取り
一条工務店で家を建てるなら、音が響いてしまうことは避けられないのでしょうか。
答えはNOです。
間取りを工夫することによって、一条工務店でも音が響きづらい家づくりをすることができます。
それではさっそく音が響きづらい間取りについて解説します。
階段をリビングから離す
階段がリビングに面していると、リビングの音がそのまま2階に響いてしまいます。

お子さんが2階の子供部屋で勉強しているときに、誰かがリビングでお笑い番組を見ていると、お子さんは勉強に集中することができません。
大爆笑なんてしてたら余計に迷惑です。
だからといってテレビの音量を下げ、笑うことを我慢すると、それはそれでストレスですよね。
リビングの音が2階に反響してしまうと、家族全員のストレスになってしまいます。
ではどうすれば良いのでしょう。
階段をリビングから離せば良いんです。
具体的には、リビングから階段にアクセスする際に廊下を経由するように設計します。

リビングと廊下を隔てる扉を閉めておけば2階に音が届きづらくなります。
特に大音量でテレビを見たい人は、リビングと階段を離す間取りを心がけましょう。
洗面所からリビングを離す
洗面所は、
- ドライヤーで髪を乾かす
- 電動シェーバーで髭を剃る
- 洗濯機を回す
といったように生活音がよく出る部屋です。
そのため、洗面所もリビングから離すことが必要になります。
画像のようにリビングから直接洗面所に行けるような間取りにしてしまうと、
「ドライヤーがうるさくてテレビの音が聞こえない」
といった問題が起こります。

家族生活でストレスを感じないために、洗面所はリビングから離した場所に設けましょう。
子供部屋は扉ではなく壁で仕切る
1部屋の大きな子供部屋を、扉で仕切ることで2部屋にする方法があります。


この方法は、子供の数に合わせて子供部屋を設けることができます。
ですので、部屋を余すことなく使えるんです。
僕が宿泊体験で泊まった家がまさに、この扉で仕切るタイプの子供部屋でした。
最初は、
「すごい画期的な間取りだ!参考になる!」
と思いました。
ですが、扉の向こうから話し声が鮮明に聞こえてきます。
扉で子供部屋を2つにする方法は、部屋を有効活用できるメリットがある一方で、プライバシーの配慮にやや欠ける間取りです。
子供も年頃になれば夜な夜な友達や彼氏と通話したりもします。
それが兄弟に聞かれるのは恥ずかしいものです。
男の子と女の子の兄妹(姉弟)なら尚更聞かれたくありません。
プライバシーに配慮した家づくりをするために、子供部屋をしっかり壁で仕切りましょう。
【住んでわかった】扉で遮音性が変わる
一条工務店には、
- 引き戸
- 開き戸
- 折れ戸
と扉の種類も豊富です。
ですが、扉の種類によって断熱性能が異なります。
また、断熱性能だけでなく遮音性も扉によって変わるんです。
遮音性は引き戸よりも開き戸の方が高いんです。

開き戸の方が開け閉めの際にスペースを取らず、引き戸の方が遮音性が高いため、部屋の用途に合わせて使い分けましょう。
まとめ:間取りにこだわって後悔しない家づくりを!
以上、一条工務店の反響しづらい間取りについて解説しました。
気密性や断熱性能が高いため、どうしても音が響きやすくなってしまいます。
ですが、間取りを工夫することによって反響は小さくすることができます。
また、ソファーなどの家具を置くことも反響を小さくするために有効です。
ぜひ、建築士と相談しながらプライバシーに配慮された家づくりをしてください!
一条工務店で満足のいく家づくりをするためには、情報収集がとても大切です。
僕も毎日徹夜で情報を集めていました。
特に参考になるのは、実際に住んでいる施主が発信する情報です。
施主が発信する情報は、カタログだけではわからないような有益な情報がたくさんあります。
僕のブログでも、施主だから発信できる情報を多数掲載していますので、ぜひご一読ください!
ぽんずからは以上です。