【超有益】家づくり(打ち合わせ)で感じた一条工務店の魅力と不満

【超有益】家づくり(打ち合わせ)して気づいた一条工務店の魅力と不満

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ぽんず
ぽんず

こんにちは!

i-smart施主のぽんずです!

一条工務店は、

家は性能

をコンセプトに、

  • 高気密高断熱
  • 全館床暖房
  • メンテナンスコストが安い

など、魅力溢れるハウスーメーカーです。

一条工務店のホームページや展示場を見て、その魅力をひしひしと感じている方も多いでしょう。

一方、ホームページや展示場を見ただけではわからないような魅力不満点もあります。

ぽんず
ぽんず

僕自身、契約後の家づくり(打ち合わせ)をしていく中で気付いた一条工務店の「魅力」や「不満点」がいくつもありました。

そこでこの記事では、家づくりをしていく中で感じた一条工務店の魅力と不満点について解説します。

実際に一条工務店で家(i-smart)を建てた筆者だからこそわかるような情報を、忖度なしに書いているので、ぜひ最後までご覧ください。

一条工務店の家づくりで感じた魅力(メリット)

選択肢が限られている

一条工務店は、

  • 外壁タイル
  • キッチン
  • 風呂
  • 洗面所
  • トイレ

その他、住宅設備の選択肢が限られています

「選択肢が限られている」

と聞くと、多くの人はネガティブな印象を抱きます。

ですが実は、選択肢が限られていることこそが一条工務店の魅力

なぜなら、人間は無数の選択肢があると、何を選んだら良いのかわからなくなってしまうからです。

「なんでも良い」が一番困る

ではここで一つ例を挙げます。

あなたが家族と外食に行く場面を想像してください。

どこへ行くのか、何を食べるのか決まっていない状況です。

そこであなたは

「今日、何を食べたい?」

と家族に質問します。

しかしその質問に対して家族の答えは、

「なんでも良い〜」

です。

あなたはどう思いますか?

おそらく

「なんでも良いが一番困るんだよな〜」

と思うはずです。

家づくりも選択肢が多いと辛い

家づくりも例に挙げたシチュエーションと同じなんです。

無数の選択肢があると、どれを選んだら良いのかわからなくなってしまいます。

例えばキッチン。

一般的なハウスメーカーでは、

  • LIXIL
  • Panasonic
  • タカラスタンダード
  • TOTO
  • クリナップ

など多くの住宅設備(キッチン)メーカーが選択肢になります。

さらに1つのメーカーでも、数種類の商品タイプがあるんです。

例えばLIXILには、

  • リシェル
  • ノクト
  • シエラS
  • ULキッチン

とたくさんの種類があります。

一方、一条工務店では基本的に一条工務店オリジナルのキッチンを選ぶことになります。

種類は、

  • GRACE Series
  • smart Series
  • Lachic Series

のわずか3シリーズから選ぶことになります。

選択肢が3シリーズしかないからこそ、それぞれのメリットとデメリットを深く調べ上げることができます。

深く調べていくことができれば、迷うことなく選ぶことができるんです。

オプションをつけなくても十分住める

標準仕様のクオリティーが高い

一条工務店の家は、

「オプションを付けなくても標準仕様のままで十分に住める」

と言われています。

まさにその通りです。

なぜなら標準仕様のクオリティーが高いから。

他のハウスメーカーではオプション扱いになるようなものでも一条工務店では標準仕様だったりします。

ぽんず
ぽんず

ただその分坪単価が高いと言われてしまうとそれまでですけど。。。

よく、

「他のハウスメーカーでは展示場にある住宅設備を選ぶとオプション費用がかかり、坪単価が跳ね上がってしまう」

という話をよく聞きます。

キッチン1つとってもの高いものを選ぶと数百万円かかることもあります。

一方、一条工務店の展示場は標準仕様のものばかりで構成されているんです

そしてその標準仕様のクオリティーが高く、他のメーカーの高グレードなものと同等なものが標準で備わっています。

標準のクオリティーが高いと後悔しづらい

一条工務店のように標準のクオリティーが高いと、

「ケチらないでオプションにすればよかった〜泣」

というような後悔が少なくなります。

一般的なハウスメーカーの標準仕様が5段階で表すと1、2程度なのに比べて、一条工務店の標準仕様は3、4といった感じです。

一条工務店では、オプションを選ばなくても全然OK

オプションはまさに満足度をワンランク高めるためのものです。

例えば、キッチンの水栓のオプションとして「タッチレス水栓」というLIXILの商品があります。

タッチレス水栓はとても便利なもので、僕は選んでよかったと思っています。

ですが、宿泊体験のときに使った標準の水栓も使いやすいものだったので、タッチレス水栓を選んでいなかったとしても後悔はしなかったでしょう。

このようにオプションを付けなくても後悔することは少ないので、予算に合わせて「これは欲しい」というオプションを選べばOKです。

欲しいオプションが充実

一条工務店は標準仕様のクオリティーが高いと解説しました。

ですが、オプションが充実しているのもまた事実。

「こんなオプションあったらいいな〜」

があるんです。

僕もあれこれ選んでいたらオプションだけで400万円くらいになりました。

特に「ホームシアター」は無くてもいいけどあれば楽しい暮らしになるオプションです。

最初は、

  • 天井埋込型スピーカー
  • サブウーファー
  • 電動スクリーン

を選んでいたのですが予算オーバーだったので、電動スクリーンを削ることにしました。

他にも様々なオプションがあり、どれも暮らしを豊かに楽しくしてくれるものばかりです。

注意:外装や内装に個性を出してくれるオプションは多くない

一条工務店の住宅設備に関するオプションはたくさんあります。

一方で、外装や内装などの見た目に関わるオプションはあまり多くありません

そのため、一条工務店はどの家も似通ったデザインになってしまうのです。

外装や内装に個性を出したい人にはあまり向かないかもしれません。

建築士が意見を押し付けてこない

一条工務店の建築士は、意見を押し付けてくることがありません。

理想の家(間取り)はその人によって違う

ということを理解しているからです。

僕は学生時代に建築を学んでいる中で、あることに気付きました。

それは、

「建築士はこだわりが強い人が多い」

ということです。

そのため、意見を押し付けてくるばかりで客側の話を聞いてくれない建築士もいるのです。

ぶっちゃけた話、「一条工務店の建築士もこだわりが強くて意見を押し付けられるかもしれない」と思っていたので、合わなければすぐ他の建築士に変えてもらおうと身構えていました。

しかしいい意味で裏切られたんです。

僕のやりたい間取りに真摯に向き合ってくれました。

また、建築士が考えてくれた図面を無視して僕が自分で描いた図面で話を進めても嫌な顔ひとつせず打ち合わせをしてくれたんです。

また、ところどころ的確なアドバイスもしてくれました。

一条工務店の建築士は、客の要望に応え、都度的確なアドバイスもしてくるのでとても良い印象でした。

毎回の打ち合わせに時間をかけてくれる

一条工務店では、1回の打ち合わせに時間をかけてくれます

ぽんず
ぽんず

僕は毎回仕事終わりに打ち合わせをしていました。

具体的な時間では、18:00〜21:00の3時間程度です。

さらに打ち合わせが難航しているときは、有給を取って13:00〜20:00まで打ち合わせをしたこともありました。

それも休憩時間を挟むことなくです。

毎回の打ち合わせでこんなに時間をかけていたら流石に嫌な顔をされるだろうという不安もありました。

しかし、一条工務店のスタッフは嫌な顔ひとつせず長い時間打ち合わせに付き合ってくれるんです。

「時間かかってしまってすみません。。。」

と謝っても

担当建築士さん
担当建築士さん

全然大丈夫ですよ〜仕事ですから(キランっ)

と言ってくれるんです。

おかげで罪悪感なく家づくりを進めることができました。

一条工務店の家づくりで感じた不満点(デメリット)

一条工務店で家づくりをしていくうちにたくさんの魅力に魅力に気付くことができました。

ただ、逆にここは不満だな〜という部分もあったんです。

そこではこれから、その不満点について解説していきます。

着手承諾(打ち合わせ終了)の期限が決められている

一条工務店では、本契約締結時点で打ち合わせの期限が決められてしまいます。

そのため打ち合わせの度に、

担当営業さん
担当営業さん

◯月◯日までには着手承諾書にサインしていただく必要がありますよ〜

と催促されるんです。

決められているって言っても半年くらいは期限あるんじゃない?

と思いますよね。

ですが実際の期限は、本契約から約2ヶ月です。

2ヶ月の間に打ち合わせを終わらせなくてはいけないため、タイトな打ち合わせスケジュールになってしまいます。

打ち合わせの期限が決められているわけ

なぜ打ち合わせの期限が決められているのでしょうか。

それは「上棟枠」を抑えるためです。

上棟枠を簡単に説明すると、大工さんを予約すること。

前までの一条工務店は、どんどん契約をして着工数を増やしていたため、1人の大工さんが複数の現場を同時に掛け持ちしていました。

しかし、掛け持ちをしていることによってクオリティーが低下してしまったのです。

その解決策として上棟枠が定められることになったのです。

つまり、上棟枠はクオリティー低下を抑制するために、大工さんの仕事数に制限を設けている

そのため、上棟枠は常時埋まっていて、施主は順番待ちをしているんです。

仮に、着手承諾の後に上棟枠を押さえると、着工が大幅に遅れてしまいます(そもそもできませんが、、、)。

施主の中には着手承諾が期限に間に合わず、上棟枠が半年から1年間ずれ込んだというケースもあるようです。

打ち合わせ回数がすごく少ない

一条工務店は打ち合わせの回数が少ないです。

その回数は平均で5回程度。

僕は無理言って打ち合わせを9回してもらったのですが、それでも足りないと感じました。

一生に一度の高い買い物をするというのに、たった数回の打ち合わせで

  • 間取り
  • 住宅設備
  • 電気設備
  • クロス等の内装
  • その他オプション

を決めなくてはならず、とにかく時間がありません。

ではなぜ打ち合わせ回数が少ないのでしょうか。

それは、先述した上棟枠により打ち合わせの期限が決められていることに加えて、打ち合わせの間隔が10日〜2週間ごとだからです。

一条工務店では、打ち合わせをした内容を担当の建築士がまとめます。

それからデータを本社に送り、耐荷重・換気などの計算をして、間取り図面や電気設備図面などの各種図面や仕様書が作られます。

その書類が客に届くのが、前の打ち合わせから10日〜2週間くらいなんです。

そして図面などの書類が届いてからでないと打ち合わせができないため、打ち合わせの間隔が空いてしまい、打ち合わせ頻度も少なくなってしまうんです。

頭を抱える一条ルール

一条工務店には通称「一条ルール」というものがあります。

実際に打ち合わせの際に言われた一条ルールは下の記事にまとめています。

この一条ルールですが、全然気にならないことから、頭を抱えるほど悩むことまであります。

自由度が制限されてしまうんです。

耐震性能や気密性を確保するための一条ルールであれば我慢できるのですが、理解できない一条ルールもありました。

一条ルールが合わず、契約を破棄する人も少なくないんです。

オンライン(zoom)での打ち合わせが疲れる

一条工務店ではコロナ以降、打ち合わせがzoomを使ったオンライン打ち合わせとなっています。

このオンライン打ち合わせ、毎回展示場に行かなくて良いというメリットがあります。

ですが僕はやりにくいなと感じました。

なぜなら、要望を言語化するのが大変だからです。

対面での打ち合わせなら、図面を指差しながら「ここをもっと広くしたい」とか「この照明をここに移動したい」とアバウトに伝えることができます。

一方、オンラインだと指を差して伝えることができないため、

「リビングの東側の壁を2畳分広くしたい」

とか

「キッチンの右から2番目のダウンライトをもう20cmほど右にずらして欲しい」

というように具体的に言語化する必要があります

具体的に言語化することが苦手な人にとっては本当に辛いことです。

また、ある程度言語化に慣れている人でも、2〜3時間も頭を使い続けながら打ち合わせをしていれば疲れてしまいます。

僕は、オンラインでの打ち合わせではなく、対面で打ち合わせがしたかったです。

土日は打ち合わせの予約が取れない(もしくは時間が短い)

1週間のうちで打ち合わせの予約が埋まりやすいのは土曜日日曜日です。

やはり仕事が休みの日に打ち合わせをしたい人が多いんです。

そして土日にたくさんの施主が打ち合わせできるように、1回の打ち合わせで取れる時間が2時間までと短いんです

そして1回打ち合わせをすると次は2週間後のため、1〜2時間の打ち合わせでは全く足りません。

そのため僕は無理やり平日に時間を作って打ち合わせをしていました。

また、有給を取って7時間近く打ち合わせをしたこともあります。

できることなら休日に3時間程度の打ち合わせができれば負担なく家づくりが進められたのにな〜と思っていました。

一社ではわからない!他のハウスメーカーのことも知らないと損をする!

他のハウスメーカーを見ないことには、一条工務店が何に優れていて、何に劣っているのか客観的な判断ができません。

一条工務店の営業やパンフレットの情報だけでは偏ってしまうんです

ですので、他のハウスメーカーについて知ることで、一条工務店のことをより知ることができます。

ただ、

展示場を回る時間がない

展示場で話を聞くのが疲れるからしんどい

という気持ちもわかります。

そんな展示場に行きたくない人に朗報です。

展示場に行かなくてもハウスメーカーのことを知る方法があります。

それは「資料の一括請求」です。

資料を一括請求することで、多くのハウスメーカーのパンフレットが自宅から出ることなく手に入ります。

あとは手にしたパンフレットを時間があるときに眺めればOKです。

まとめ:一生に一度の買い物は慎重に!(仮)

以上、一条工務店の打ち合わせ中に感じた魅力と不満点について解説しました。

打ち合わせで見えた魅力と不満点を比べると、やはり魅力の方が勝ります。

ぽんず
ぽんず

だから僕は一条工務店で家を建てたんですけどね笑

しかし、一条工務店のコンセプトとは異なる家を理想とする人には、一条工務店をおすすめすることができません。

特に「意匠」にこだわりがある人は一条工務店が合わない傾向があります。

だからこそたくさんの情報を集めて自分に合った家づくりをして欲しいんです。

家づくりをしていく中で痛感したことがあります。

それは「情報収集をするほど理想の家に近づく」ということです。

そして数ある情報源の中でも、施主が発信する情報は特に重要です。

施主が発信する情報には、パンフレットやホームページからでは得られない、「住んで使っているからこそわかる情報」が詰まっています。

僕のブログでも、一条工務店i-smart施主だからこそ発信できる内容となっているのでぜひご一読ください!

ぽんずからは以上です。

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