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こんにちは!
i-smart施主のぽんずです!
一条工務店のオプションのなかでも特に絶大な人気を誇るのが「ハイドロテクトタイル」。
i-smartで契約された施主の半数以上が外壁をハイドロテクトタイルを選ぶそうです。
しかし、i-smartの標準の外壁は、他のハウスメーカーだと高額なオプションになるような石目調ボーダータイル(別名:標準タイル)です。
そんな高価な標準タイルがあるのに、なんでハイドロテクトタイルを選ぶの?
ハイドロテクトタイルってそんなにすごいの?
と疑問に思う方も多いでしょう。
なかには、
標準タイルではダメなのかな?
と不安になる方もいるでしょう。
ですが、一条工務店の標準タイルはやはり優れものです。

実際に僕は悩みに悩み抜いた末、ハイドロテクトタイルをやめて標準タイルを選びました!
この記事では、「僕がなぜハイドロテクトタイルをやめて標準タイルにしたのか」、その理由を解説します。
僕が家づくりをしていくなかで調べ上げた情報が詰まっていますので、まずはご一読を!
ハイドロテクトタイルの特徴
セルフクリーニング
100人の施主に
「ハイドロテクトタイルの特徴はなんですか?」
と聞くと、おそらく100人が一番最初に「セルフクリーニング」と答えるでしょう。
セルフクリーニングについては、一条工務店のホームページでわかりやすいイラストと共に詳しく紹介されていますので、ここではサラッと解説します。
出典:一条工務店
ハイドロテクトタイルは空気中の水分で表面に膜を作ります。
この膜がバリアとなり、静電気によって付着するちりやホコリを防いでくれるのです。
ハイドロテクトタイルには光触媒というものがコーティングされています。
光触媒は太陽の光などの紫外線と反応して活性酸素を発生させます。
この活性酸素が油汚れを分解するので、汚れが落ちやすくなるんです。
雨がハイドロテクトタイルに付くと、タイル表面に雨水が広がって汚れを浮かせて洗い流してくれます。
これにより、外壁を洗わなくても綺麗が保たれます。
塗装の塗り直しが不要
一般的な住宅の外壁は塗り直しが必要になります。
塗り直しは10〜15年に一度しなくてはいけないのですが、毎回150万円くらいかかってしまいます。
一方で、ハイドロテクトタイルは塗り直しが不要です。
タイル自体は60年と高寿命なんです。
ただし、目地のシーリングのメンテナンスは30年に一度程度する必要があります。
30年目のメンテナンス費用は70万円くらいです。
それにしても塗装の塗り直しが不要な分、メンテナンス費用はかなり抑えることができるんですね。
5種類から選べるカラーバリエーション
ハイドロテクトタイルの色は
- ホワイト
- ブラック
- ブラウン
- オレンジ
- ピンク
の5種類から選ぶことができます。
2種類の色を組み合わせて使うこともできます。
人気なのはブラウンとオレンジの組み合わせです。
一方でi-smartの場合、標準タイルはホワイトのみとなります。
ハイドロテクトタイルのホワイトは標準タイルよりも若干くすんだ色味をしています。
ハイドロテクトタイルを選ばなかった理由
ハイドロテクタイルはとても魅力的なオプションでした。
しかし、僕は標準タイルを選びました。
それではなぜハイドロテクトタイルを選ばなかったのか。
その理由を解説します。
標準タイルとハイドロテクトタイルの寿命が同じ
標準タイルとハイドロテクトタイルの寿命はどちらも60年です。

セルフクリーニングがある分、ハイドロテクトタイルの方が高寿命なのだと勝手に考えていたのですが…
ハイドロテクトタイルの寿命が標準タイルよりも長ければ、間違いなくハイドロテクトタイルを選んでいました。
ただ、視点を変えれば標準タイルが優秀なのだという見方もできます。
最近人気のガルバリウム外壁でも対応年数が20〜30年程度と考えれば、標準タイル・ハイドロテクトタイル共にとても優秀な外壁です。
標準タイルとハイドロテクトタイルのメンテナンス費用が同じ
標準タイルとハイドロテクトタイルのメンテナンス費用が同じです。
寿命だけでなく、メンテナンス費用まで同じなんですよね。
一般的な外壁は10〜15年に一度、塗装の塗り直しが必要になります。
一方で標準タイルとハイドロテクトタイルは塗り直しが必要ありません。
タイル自体は割れたり剥がれ落ちることがない限り60年間ノーメンテナンスでOKです。
では、一条工務店の外壁でメンテナンスが必要な場所はどこか。
それは、タイルとタイルの間のシーリング部分です。
シーリング部分は30年に一度、打ち増しor打ち替えをする必要があります。
打ち増しor打ち替えは70万円程度です。
ハイドロテクトタイルでも鳥の糞は落ちない
セルフクリーニング効果でも、へばりついた鳥の糞は落ちません。
施主の方に
「ハイドロテクトタイルは鳥の糞も勝手に落ちますか?」
と質問したときに、
「勝手には落ちないから高圧洗浄機で洗い流してるよ!」
と言っていました。
光触媒コーティングによって油汚れを分解しているようですが、それでも鳥の糞などの油性の汚れはなかなか落ちないそうです。
結局鳥の糞のような目立つ汚れが落ちないなら標準タイルでいいじゃん!となりました。
太陽の光が当たらない場所だとセルフクリーニングされない
ハイドロテクトタイルは太陽の光が当たることでセルフクリーニングされます。
そのため、太陽が当たりにくい場所ではセルフクリーニングの効果が半減されてしまうんです。
家の北側や隣接する建物の影になっていたりすると汚れは落ちにくくなります。
ハイドロテクトタイルでも苔が生える
ハイドロテクトタイルでも、タイルの上面に苔が生えてしまいます。
南側はよく太陽が当たるため、苔は生えにくいです。
一方で北側など太陽が当たりにくい場所では苔が生えてしまいます。
苔を掃除するためには、高圧洗浄機などで洗い流さないといけません。
やることは標準タイルと同じですよね。
オプション金額が高すぎる
ハイドロテクトタイルはとても高いオプションです。
僕のときはキャンペーンだったのですが、それでも45坪程度で50万円くらいのオプションになってしまいました。
標準タイルとの違いはセルフクリーニングの有無だけ。
僕はセルフクリーニングに50万円は高いと感じてしまいました。
そもそも石目調ボーダータイルは一条工務店では標準タイル扱いですが、一般的に見ると十分高級なオプション扱いです。
築10年の標準タイルでも綺麗なままだという情報が!
標準タイルでもいいのでは?と思い、情報収集をしているときにとても有益な情報を見つけました。
それは、築10年の標準タイルの家に住んでいる施主が、「10年経っても標準タイルは綺麗なままだ」という情報です。
10年、20年経っても新築の輝きを留めておくことは標準タイルでもハイドロテクトタイルでもおそらく難しいでしょう。
車も新車のうちは毎週洗車してピカピカの状態をキープしていましたが、5年経つともう多少の汚れは気にならなくなります。
家も同様に、新築のうちはちり一つ許せないと思いますが、長く住んでいると気にならなくなるでしょう。
となると、標準タイルで十分ではないか!と考えました。
白いタイルがおしゃれ
i-smartで標準タイルを選ぶ場合、ホワイトしか選ぶことができません。
ハグミーではホワイトの他にグレーとピンクを選ぶことができるので、i-smartでも選べたらいいのにな〜と思っていました。
しかし、ホワイト一色にしてみて、「ホワイト一色が意外とおしゃれ」だということに気が付いたんです。
最近は外壁のカラーに凝った色を選ぶ人が多いです。
僕の周りも新築ですが、ブラウンやグレー、黒、深緑などの色がついた外壁にしています。
そもそもホワイトの家が少ないので、他と被らないんです。
逆に、一条工務店ハイドロテクトタイルのブラウン&オレンジはよく見ます。
他人と被りたくない場合は、ホワイトがおすすめです。
一条工務店は標準設備が優秀
以上、僕がハイドロテクトタイルではなく標準タイルを選んだ理由について解説しました。
ハイドロテクトタイルはオプションのなかでも特に人気を誇るオプションです。
そして多くの施主が満足しているのも事実です。
僕がハイドロテクトタイルを選ばなかったのはハイドロテクトタイルがダメだったからというわけではありません。
標準タイルでも十分だと感じたからです。
一条工務店は標準設備で十分暮らせる!と営業の方が熱弁していましたが、本当に一条工務店の標準設備は優秀だと感じました。
ところで、みなさんは見積もりのオプション金額はいくらになりましたか?
付けたいオプションを全て選んでいるとあっという間に300万円、400万円プラスされてしまいます。
僕も簡単に予算をオーバーしてしまいました。
予算内に収めるためには、本当に自分が必要なオプションはなんなのかを見極める必要があります。
ですが、使ってもいないのに見極めるなんてできませんよね。
そこで必要なのが、実際に住んで使っている施主の意見です。
忖度ない施主の意見はとても有益な情報です。
僕も家づくりをする上で施主の声がとても役に立ちました。
このブログでも施主だからかける内容の記事を書いていますので、ぜひ他の記事もご一読ください!
ぽんずからは以上です。