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こんにちは!
一条工務店 i-smart施主のぽんずです!
一条工務店の打ち合わせ期間はおよそ2ヶ月。
その短い期間の打ち合わせで何十年も住む家を設計しなくてはいけません。
ほとんどの方はその期間のほとんどを間取り決めに使います。
一方、疎かになりがちなのが電気設備です。
しかし、照明などの電気設備も暮らしを豊かにするためにとても重要。
なかでも、「かってにスイッチ」は本当に便利な機能です。
この記事を読んでいるあなたも、かってにスイッチに魅力を感じていることでしょう。
とはいえ、
- かってにスイッチの使い方がイマイチわからない
- かってにスイッチをどこに付ければいいの?
と悩んでいる方も多いでしょう。
実際に打ち合わせ中の僕自身がそうでした。
そして、一条工務店の家で生活してから、
ここも「かってにスイッチ」にすればよかった
ここは「かってにスイッチ」いらないな〜
などさまざまな発見があったんです。
そこでこの記事では、
- かってにスイッチが必要な場所と不要な場所
- かってにスイッチのメリットとデメリット
について解説してきます。
施主だから書ける内容になっていますので、まずはご一読を!
かってにスイッチの仕様
かってにスイッチとは
かってにスイッチとは、熱線センサーが人の動きを検知して自動で照明をつける機器です。
センサーが感知するエリアに人が入ることで照明が付き、人がいないときは照明が消えます。
かってにスイッチの種類
一条工務店で選べる「かってにスイッチ」の種類は、大きく3つに分けられます。
一番スタンダードなのは壁取付タイプです。
壁取付タイプ(トイレ用)は照明に加えて換気扇の入切や、その他換気扇の設定ができます。
天井取付タイプは、その名の通りセンサーが天井についているタイプです。
ウォークインクローゼットのように壁に取り付けても服などでセンサーが隠れてしまう場合に使用します。
かってにスイッチの操作方法
つまみを左右に動かすことで、
- 切
- 自動
- 連続入
を切り替えることができます。
我が家では、基本的に「自動」から動かすことはありません。
センサー部分に2つの爪がついています。
この爪を動かすことによってセンサーの範囲を変えることができます。
かってにスイッチのカバーを開けると、ダイヤルが出てきます。
そのうちの、動作保持時間と書いているダイヤルを回すことで、「自動」のときに照明が点灯し続ける時間を調整することができます。
日中の陽の光などで十分明るいから、かってにスイッチに反応してほしくない!
そんなときは、明るさセンサを回します。
すると、指定した明るさ以下になると照明が付くように設定することができます。
かってにスイッチが必要な場所と不要な場所
かってにスイッチが必要な場所
「照明消し忘れる場所」部門があれば、堂々の第1位は洗面所ではないでしょうか。
僕は子供の頃から一条工務店に引っ越してくるまでず〜っと洗面所の照明を消し忘れていました。
我が家は1階と2階にそれぞれ洗面所があります。
使用頻度は1階の方が多いだろうということで、1階にはかってにスイッチを付け、2階は通常のスイッチを付けました。
ですが、2階の洗面所もそれなりの頻度で使っているので、高確率で照明を消し忘れています。
2階の洗面所もかってにスイッチにすればよかったと後悔しています。
洗面所にはかってにスイッチを絶対につけましょう!
我が家は土間(玄関)もかってにスイッチを付けています。
これが大正解でした。
僕はいつも時間に追われているような人間なので、とにかくバタバタしています。
そのため、土間の照明もついつい消し忘れてしまうんです。
しかし今ではかってにスイッチのおかげでバタバタ家を飛び出しても照明の心配をする必要はなくなりました。
シューズクロークにもかってにスイッチをつけることをおすすめします。
我が家のシューズクロークは2畳半と少々広めです。
そのため、シューズクロークは多目的に使用しています。
シューズクロークを使う頻度が高いので、かってにスイッチにしていなければ間違いなく照明付けっぱなしだったことでしょう。
ウォークインクローゼットもかってにスイッチがあると便利です。
ウォークインクローゼットは常時いるような場所ではありません。
しかし、出入りすることは意外と多めです。
着替えるときや洗濯物をしまうときは当然出入りします。
さらに、ウォークインクローゼットは服以外の物も置けるので、物置としても役立っています。
そのため、ウォークインクローゼットにもかってにスイッチを付けたほうが良いのです。
廊下にもかってにスイッチをつけることをおすすめします。
廊下が明るいと、生活しやすくなるんです。
前に住んでいた家の廊下にも照明はありました。
しかし、基本的に付けることはなく、リビングから漏れたあかりを頼りに歩いていました。
ですが、足元がしっかりと見えていない状態だったので、洗濯かごやカバンが置いてあっても見えません。
幾度となく転び、危ない目に遭いました。
安全に生活するために、廊下にもかってにスイッチを付けましょう!
廊下に面している階段にもかってにスイッチを付けましょう。
階段は洗面所に続いて照明を消し忘れる場所です。
また、照明を付けずに上り下りするのはとても危険です。
廊下に面している階段は特に暗いので、かってにスイッチがあると安全です。
かってにスイッチが不要な場所
廊下に面している階段にはかってにスイッチを付けましょう!と前述しました。
一方で、リビングに面している階段には必要ありません。
なぜなら、リビングの照明だけで十分明るいからです。
我が家の階段もリビングに面していますが、とても明るいです。
そのため、階段の照明を付けるのはリビングの照明が消えているとき、つまり就寝前くらいです。
階段下収納にもかってにスイッチは不要です。
確かにあると便利ではありますが、そもそも使用頻度が洗面所やウォークインクローゼットに比べて圧倒的に少ないので、手動のスイッチでも困ることはありません。
ただ、照明が付いているのか消えているのかわかるような工夫は必要です。
我が家では、「入」「切」が表示されるオプションのスイッチを採用しました。
かってにスイッチのメリット
スイッチを押す手間がかからない
まず、かってにスイッチの醍醐味とも言えるのが、スイッチを押す手間がかからないことです。
僕はかってにスイッチを経験してから、スイッチを押して照明を付けることがどれほど面倒なのかを思い知らされました。
さらに以前まで、両手が塞がっているときは顎や肘でスイッチを押していました。
しかし今では、かってにスイッチで自動的に照明が付くので、両手が塞がっていることなど気にしなくても良くなりました。
スイッチを押す手間がかからないかってにスイッチは最高です!
消し忘れを防げる
かってにスイッチにすることによって照明の消し忘れを防ぐことができます。
照明って消そう消そうと思ってはいても、そのときになるとなぜか忘れてしまうんですよね。
僕はいつもトイレや洗面所の照明を付けっぱなしにしていたので、妻に毎回叱られていました。
叱る妻にとっても叱られる僕にとってもストレスでした。
また、子供は節電なんて全く気にしないので、いつも照明が付けっぱなしです。
そんな子供に「電気消しなさい!」とガミガミ言いたくありませんよね。
かってにスイッチがあるだけでこれらのストレスから解放されるんです。
手探りで行動することがなくなった
かってにスイッチがあると、手探りで行動することがなくなりました。
照明を付けるのが面倒だからと手探りで行動することってありませんか?
暗いまま手を洗ったり。
暗いまま靴を履いたり。
暗いまま物を探したり。
手探りで行動していると、危険も伴います。
足元に置いている障害物に気づかず、転倒してしまうこともありました。
かってにスイッチを付けることで、危険な目に遭わなくなったんです。
暗いところが苦手な子供でも怖がらない
暗いところが苦手で怖がってしまう子供は少なくありません。
そんな怖がりな子供でも、かってにスイッチがあれば一人でトイレに行くことができます。
トイレにはかってにスイッチが標準で付くので、あとはトイレまで明るくなるようにかってにスイッチを付けましょう。
かってにスイッチのデメリット
かってにスイッチは費用がかかる
かってにスイッチを付ければ付けるだけ費用がかかります。
1カ所あたり1万円近くするんです。
トイレ2カ所と好きな場所2カ所は標準で付けられますが、正直言って全然足りません。
僕はトイレ2カ所を合わせて9カ所にかってにスイッチを設置しました。
しかし、あと3カ所ほど付ければよかったと後悔しています。
つまり、かってにスイッチは標準で付けられる数が圧倒的に少ないんです。
まだ付いていて欲しいのに勝手に消える
かってにスイッチは設定している時間を超えると、自動で消灯します。
仮に人がセンサー感知内にいたとしても、動かない限りセンサーは反応しません。
僕はよく、トイレにいるときに突然照明が消えます。
いきなり消えるのでビクッとするんですよね。
照明を必要としていなくても付く
かってにスイッチがあると、例外なく照明が付きます。
先に述べた通り、照明が付くことで暗いところが苦手な子供でも一人でトイレに行くことができます。
一方で、シーンによってはデメリットにもなってしまいます。
例えば夜中にトイレに行きたくなったとき、普通の照明は明るすぎて目が覚めてしまいます。
そのため、できるなら照明には消えたままでいてもらいたいですよね。
しかし、そんなことはできません。
かってにスイッチを付けることで不要なときにも照明は付いてしまいます。
夜トイレに行くだけなら、廊下を明るさMAXにする必要はありません。
足元だけ少し照らしてくれていれば十分です。
まず、睡眠前にかってにスイッチを「切」にします。
そして、コンセントタイプのセンサー付きライトを廊下のコンセントに差し込んでおきます。
すると、夜トイレに起きたときは、足元だけ照明がつくので目が冴えてしまう心配はなくなります。
少しの工夫でストレスはなくなります!
結論:かってにスイッチはケチらずふんだんにつけよう!
満足できる家にするためには、かってにスイッチをケチらずふんだんに付けましょう。
我が家では、
ここもかってにスイッチにしたらよかったな〜
と思う箇所が3カ所ありました。
また、かってにスイッチを付ける場所と付けない場所を中途半端につくってしまうと混乱してしまいます。
かってにスイッチではない場所でもかってにスイッチがあると思い込んでしまうので、照明を付けっぱなしにしてしまうんです。
それでは本末転倒ですよね。
「かってにスイッチは1カ所1万円のオプション」と聞くと確かに高価です。
しかし、10万円以上するオプションもたくさんある中で、1万円のオプションは付けやすいんです。
かってにスイッチは優先度が高めのオプションと考えてください!
優先度の低い10万円のオプションを削って、かってにスイッチを10個つけることをおすすめします!
まとめ:かってにスイッチをつけると夫婦仲が良くなる!
以上、かってにスイッチのメリットとデメリットについて解説しました。
繰り返しになりますが、かってにスイッチは優先度の高いオプションです。
暮らしが豊かになります。
僕はかってにスイッチのおかげで電気を消し忘れることがなくなって、妻から注意されることがなくなりました。
かってにスイッチは夫婦仲や家族仲を良くしてくれるオプションです。
一条工務店には、暮らしを豊かにしてくれるオプションがたくさんあります。
しかし、あれもこれも付けてしまうと、あっという間に予算オーバーです。
自分にぴったりのオプションを厳選することが重要です。
そのためにはたくさんの情報収集をしなくてはいけません。
特に施主の声は参考になります。
僕もこのブログではさまざまな「施主目線の意見」を発信しています。
ぜひ他の記事もご覧ください!
ぽんずからは以上です。