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こんにちは!一条工務店 i-smart施主のぽんずです!
一条工務店の魅力といえば、
メンテナンス費用が安いこと
ですよね。
他のハウスメーカーで建てた家は、約10年ごとに外壁や屋根の塗り直しが必要です。
足場を組んで塗り直すのに、100万円以上かかってしまいます。
一方で一条工務店は、
初期費用こそ高いですが、標準タイルやハイドロテクトタイルは塗り直しが不要で、メンテナンス費用が抑えられますよ〜
と担当営業さんから言われた方も多いと思います。
初期費用の安い家を買っても、その後のメンテナンスを含むと、トータルコストは一条工務店の家とあまり変わりません。
とはいえ、一条工務店でも設計次第でメンテナンス費用が変わります。
『一条工務店 = メンテナンスフリー』ではありません。
一条工務店で家を建てるからには、
- メンテナンス費用を抑えた家にしたい
- 一生暮らす家だから綺麗に住み続けたい
という方も多いでしょう。
そこでこの記事では、一条工務店の建築士さんと話し合い、メンテナンス費用を抑えるために工夫したところを解説していきます。
今回解説するのは、「屋根について」です。
僕がメンテナンス費用を抑えるために行った工夫は、一条工務店の建築士さんからもお墨付きをいただきました!
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屋根のメンテナンス費用を抑えるためには
屋根材は太陽光パネル(強化ガラス)しか使わないことが大前提
一条工務店で家を建てるとき、4種類の屋根材を使うことができます。
- パラペット屋根
- スレート屋根
- ガルバリウム鋼板
- 太陽光パネル(強化ガラス)
そしてこれらの屋根材は耐久性が異なるので、屋根材によってメンテナンス費用も違ってきます。
耐久性の高い順に、
・太陽光パネル(強化ガラス)(半永久)
⬇︎
・ガルバリウム鋼板(40年)
⬇︎
パラペット屋根・スレート屋根(30年)
となっています。
そして、パラペット屋根やスレート屋根は10年ごとに、定期点検が必要です。
点検時に足場代を含めてメンテナンス費用がかかります。
メンテナンスを考えたとき、他の屋根材に比べて太陽光パネル(強化ガラス)が圧倒的に優秀です。
太陽光パネル(強化ガラス)は基本的に点検が必要ありません
塗り直しも不要。
また、太陽光パネル(強化ガラス)は3種類の厳しい試験をクリアするほどの耐久性なので、基本的に壊れることもありません。
仮に太陽光パネルが壊れても、1枚単位で交換が可能です。
破風はアルミ
破風は屋根の側面の部分です。
一条工務店では破風の材質として
- ガルバリウム鋼板
- アルミ
の2種類から選べます。
ガルバリウム鋼板も優秀なのですが、耐久性がより高いのはアルミです。
メンテナンスを考えると、アルミ一択と言っていいでしょう。
ここまで聞くと、破風には耐久性の高いアルミを選びたい人は多いでしょう。
しかし、ここで一つ注意が必要です。
屋根にガルバリウム鋼板を使うと、破風もガルバリウム鋼板を使わなければいけません。
いわゆる一条ルールです。
ここまでを整理すると
メンテナンス費用を抑えた屋根にするためには、
屋根材はガルバリウム鋼板もしくは太陽光パネル(強化ガラス)という選択肢になります。
また、破風はアルミ一択。
ですが、アルミを選ぶには屋根にはガルバリウム鋼板を使えない。
つまり、メンテナンス費用を安くするにいは、「屋根には太陽光パネルしか使えない!」ということです。
太陽光パネル(強化ガラス)しか使わないためには
太陽光パネル(強化ガラス)だけで屋根をつくるには、押さえておくべきポイントがあります。
片流れ屋根
太陽光パネル(強化ガラス)のみで屋根を作るには、片流れ屋根が必須です。
屋根の面を2つ以上にしてしまうと、太陽光パネル(強化ガラス)以外の材質を使わなくてはいけません。
上から見たときの凹凸を無くす
太陽光パネル(強化ガラス)だけの屋根にするには、上から見た時の凹凸がないことが理想です。
凹凸があると、太陽光パネル(強化ガラス)以外の材質を使う必要があります。
ただし、凹凸があっても大丈夫な場合もあるので、一度、建築士さんに聞いてみてください!
総二階建の形を崩さない
一条工務店のアイスマートやグランスマートは基本的に総二階建です。
総二階建は1階と2階の床面積が同じになるので一つの箱型のようなお家になります。
なぜ基本的にかと言うと、下の図のような形にもできるからです。
ですが、このような家にした場合は、太陽光パネル(強化ガラス)以外の材質を使わなければいけません。
なるべく総二階建を崩さずに設計する工夫が必要です。
ポーチを凹ませる
ポーチになる1階のスペースを2階部分よりも凹ませましょう。
ポーチ部分は、頭上に「雨を避けるための何か」が必要になります。
一条工務店ではオプションにアーバンルーフがありますが、積雪地域には採用できません。
そのため、積雪地域ではほとんどの施主が
- ポーチ上部にバルコニーを設ける
- ポーチ上部にパラペット屋根などで雨よけを設ける
といった方法を取ります。
ですが、バルコニーやパラペット屋根ではメンテナンス費用がかかってしまう。
その対策として、下の図のようにポーチを91cm奥に凹ませる方法があります。
すると、バルコニーやパラペット屋根を設ける必要がなくなります。
まとめ:気を抜くと一条工務店でもメンテナンス費用がかかる
以上、メンテナンス費用を抑えたお家づくり【屋根編】でした。
一条工務店はメンテナンス費用を抑えるために工夫がたくさんあります。
ですが気を抜いていると、メンテナンス費用がかかるお家ができあがってしまうんです。
メンテナンス費用を抑えたお家づくりがしたいのであれば、初回打合せのときに、
極力メンテナンス費用を抑えたお家づくりがしたい!
と伝えましょう!
そして、担当建築士さんとコミュニケーションをたくさん取って、様々なアドバイスをもらいましょう。
ぽんずからは以上です!