【一条工務店】床暖房はいらない?施主がメリットとデメリットを解説

【一条工務店】床暖房はいらない?施主がメリットとデメリットを解説

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ぽんず
ぽんず

こんにちは!

i-smart施主のぽんずです!

一条工務店といえば床暖房。

そう答える方は多いと思います。

僕も一条工務店の床暖房に惹かれて契約しました。

とはいえ、

電気代が高くなりそう

エアコンやストーブしか使ったことないからイメージが湧かない

検索したら「床暖房 いらない」って出てくる…

という方も多いと思います。

一般的にみても、エアコンやストーブに比べて床暖房は普及しているとはいえません。

普及していないのにはわけがあるのでは?

と疑問に思う気持ちもわかります。

そこでこの記事では実際に住んでわかった床暖房のメリットとデメリットを解説します。

忖度なしでメリットとデメリットを書いているので、ぜひご一読ください!

一条工務店にはハグミーのように標準では床暖房が付いていないプランもありますが、この記事では全館床暖房が付いているプランを想定して記事を書いています。

床暖房のメリット

それではまず、床暖房のメリットについて解説します。

家中どこでも暖かい

一条工務店の床暖房はただの床暖房ではありません。

全館床暖房」です。

押入れや階段下収納などの収納部分以外全てに床暖房が入っています。

玄関の土間にも床暖房が入っているので、玄関のドアを開けるとすぐに暖かいんです

家中が暖かいと、思っているより快適な暮らしができます。

風呂に入るのが楽になった

全館床暖房なので、脱衣所風呂にも床暖房が入っています

おかげで服を脱いでも寒くありません。

以前、アパートで暮らしていたときは、脱衣所と浴室が寒すぎて、風呂に入るのがすごく嫌でした。

朝風呂なんてした日には、1日中頭が痛かったです。

対策として電気ファンヒーターを買って付けていましたが、気休めにしかなりませんでした。

一方で、外が氷点下であっても一条工務店は床暖房のおかげで暖かいので、寒い思いをすることなく風呂に入ることができます

風呂上がりにゆっくり保湿クリームを塗ることもできます。

ぽんず
ぽんず

お風呂に入るのが本当に楽になりました。

トイレも寒くない

一条工務店はトイレも暖かいんです。

今まで冬のトイレは鳥肌を立てて「寒い寒い」と言いながら行っていました。

脱衣所と違い、一瞬しかいないトイレをストーブで温めるのはもったいないですよね。

トイレに行きたいけど寒いからギリギリまで我慢する!そんなこともありました。

一方、一条工務店はトイレまでしっかり床暖房が入っています

リビングなどと同様な室温で保たれているんです。

ですので、トイレを我慢することなく、行きたいときに行くことができます。

扉を開けっぱなしでも大丈夫

一般的な家は、暖房でリビングや寝室など、人がいる空間を温めるのが普通です。

暖房が付いている部屋は暖かいですが、それ以外の部屋は外と大差ない室温になっています。

そのため、リビングなど暖かい部屋の扉を閉め切って、暖かい空気が他の部屋に流れないようにしないといけません。

子供の頃、ちょっと洗面所に行ったりトイレ行くときに、面倒でリビングの扉を開けっぱなしにしていたら、「寒いから扉閉めていって!」とすぐに怒られていました。

全館床暖房の一条工務店では、扉を開けっぱなしにしていても寒さに関しては何も問題ありません

今までリビングは閉め切るものだという考えでしたが、床暖房が付いている一条工務店の家では、常に扉を開けておくという選択肢が生まれます。

常に扉を開けていられると、どんなメリットがあるの?

と思う方もいるでしょう。

扉を開けっぱなしにすることで、ロボット掃除機が部屋をまたいで掃除してくれます

全ての扉を開けておけば、ロボット掃除機が自由に動き回ることができるんです。

肌が乾燥しにくい

一条工務店のi-smartで生活をしていて、肌が乾燥しないことに気がつきました。

床暖房は輻射熱によって部屋全体が暖かくなる仕組みです。

そのため、暖を取るようなことはありません。

以前まで住んでいた家では石油ストーブだったのですが、部屋が寒いときはストーブの前で温まっていました。

ストーブの前はとても暖かいのですが、同時に肌がものすごくカサカサになります

どんなに念入りに保湿してもすぐに粉吹き肌になってしまっていました。

一方で床暖房になってから、肌がカサカサすることがなくなったんです。

ぽんず
ぽんず

それも保湿は化粧水一本だけ。

お風呂上がりすぐに体に吹きかけるだけなので、とても楽になりました。

24時間暖かい

床暖房は一度スイッチを入れたら、シーズンが終わるまで付けっぱなしです。

11月〜4月までOFFにすることがありません。

そのため、冬の間は24時間暖かい状態が保たれます。

仕事から帰ってきても常に暖かい家に帰って来られるんです。

以前、アパートで暮らしていたときは仕事から帰ってくれば部屋が0度近くまで下がっていました。

ぽんず
ぽんず

帰ってきて部屋が外と同じくらい寒いとご飯を作る気にもなりませんよね。

24時間暖かいのは本当に幸せです。

洗濯物がよく乾く

一条工務店は洗濯物が良く乾きます。

それも床暖房のおかげです。

詳しくは別記事で解説していますのでぜひご一読ください。

風による不快感がない

僕はエアコン暖房が苦手です。

なぜなら、エアコンの風で目が乾いてしょぼしょぼするからです。

さらに風のせいで埃が舞ってしまいます。

一方で床暖房はエアコンのような風の動きがないため、目がしょぼしょぼすることも埃が舞うこともありません。

不快感なく生活することができるんです。

土間におくだけで靴やスノースコップが乾く

一条工務店の床暖房は土間にも入っています。

そのため、雪で濡れた靴やスコップを土間に置いておくだけでカラッと乾きます

一晩置いておけば十分に乾いています。

土間がびしょびしょになっていることもありません。

足元が寒くない

エアコンやストーブの欠点は、部屋を温めても足元が一番寒くなってしまうということです。

一方で床暖房は輻射熱で部屋を温めるため、足元と頭上で温度差がありません

足元が冷えないため、末端冷え症の方でも快適に過ごせます。

「冬のフローリングは冷たい」というのが僕の常識でした。

そのため、ルームシューズは欠かせなかったんです。

しかし、一条工務店の床暖房が入っている床は、全く冷たくありません。

冷たくないのでルームシューズいらずです。

床に座っていても熱くない

一条工務店の床暖房が入っている床は冷たくないと説明しました。

これを読んでいる方のなかには、

床暖房って床だけ熱くなるんじゃないの?

と考える方もいると思います。

僕もそうでした。

ぽんず
ぽんず

立っていれば足の裏に、座っていればお尻に汗をかいてしまうのではないだろうか?

そう考えていたんです。

ですが、実際には全然違いました。

我が家の床の表面温度は30度もありません。

一条工務店の床自体が熱いわけではないんですよね。

どう表現すればいいのか難しいのですが、一言で言えば「冷たくないけど暖かくもない」、そんなところでしょうか。

ぜひ一度、一条工務店の展示場で床を触ってみてください!

きっと僕の言っていた意味がわかるはずです。

床が熱くないのに部屋が暖まる理由

一条工務店は「魔法瓶」と例えられるほど断熱性能に自信があるハウスメーカーです。

そのため、屋外の冷気は室内に侵入しませんし、室内の暖気は屋外に逃げません。

一条工務店の断熱性能が高いからこそ、床を熱くする必要がないんです

薄着で過ごせる

一条工務店の施主の間であるあるになっていることがあります。

それは「冬も半袖短パンでいることが当たり前」ということです。

なんなら半袖短パンにアウターだけ着てゴミ出しに行くくらいです。

いやいやどんなに一条工務店でも真冬に半袖短パンは無理でしょ!

疑いたくなる気持ちはわかります。

ですが実際は薄着でも余裕でいられます。

ぽんず
ぽんず

我が家はもこもこのパジャマを圧縮袋に封印しました。

部屋着が薄着になるメリットは、洗濯物が嵩張らなくなるということです。

もこもこのパジャマはそれだけで洗濯機がいっぱいになってしまいますからね。

寝起きが良くなった

寒い冬。朝布団から出るのが嫌になる季節ですよね。

冬は起きられないんだよね〜

という方も多いでしょう。

僕もそうでした。

1分1秒でも長く布団にくるまっていたい!

そう思っていました。

ですが、床暖房によって部屋が暖かいので、「寒いから布団から出られない」なんてことがありません。

起きたいときにスッと起きられるようになりました。

床暖房のおかげで寝起きが良くなったんです。

寝つきも良くなった

寒いとなかなか寝られないと思いますが、床暖房のおかげで寝起きだけでなく寝つきも良くなりました

さらに、寒さで夜中に目が覚めることも無くなったんです。

僕は床暖房のおかげで睡眠の質が向上しました。

床暖房のデメリット

次に床暖房のデメリットについて説明します。

温度を変えてから反映されるのに時差がある

床暖房は設定温度を変えてから反映されるまでに時差があります。

一条工務店の床暖房は、不凍液を温めて各部屋の床を流れる仕組みになっています。

そのため、設定した温度が反映されるのに時間がかかるのです。

ストーブやエアコンであれば、設定温度を変えてから1時間もすれば、部屋の温度も設定温度に近づいていますよね。

一方で床暖房は、設定温度を変えてから反映されるまでに、早くても1日かかります。

ですので、「今日寒いな〜」と感じて温度を上げても、暖かいと感じるのは翌日以降になります。

快適に生活するためには、天気予報をこまめに確認して先回りする必要があります。

OFFからONは部屋が暖かくなるのに2〜3日かかる

床暖房がOFFの状態からONにした場合、家全体が暖かくなるのに2〜3日かかります。

つまり、寒くなる2〜3日前に床暖房をONにする必要があるんです。

僕は外気温が10度以下、室温が20度以下のタイミングで床暖房をONにしました。

ぽんず
ぽんず

部屋が暖まるまでは、服を着込んでやり過ごしました。

床暖房を付けるタイミングが遅くて寒さに耐えられないときは、一時的にエアコン暖房をつけるのもありです。

Wi-Fiが繋がりづらくなる

一条工務店は床暖房の影響で階をまたぐとWi-Fiが繋がりづらくなります

Wi-Fiルーターを1階に設置した場合は、2階で繋がりづらいという感じです。

床暖房は床暖パネルを床に敷き詰めるのですが、この床暖パネルがWi-Fiを遮断してしまいます。

Wi-Fiが繋がりにくいときはメッシュWi-Fiがおすすめ

対策として、我が家ではメッシュWi-Fiを導入しました。

メッシュWi-Fiのメインハブ(親機)を1階に置き、サテライト(子機)を2階の主寝室に設置しています。

当初は階段にもサテライト(子機)を置くつもりでしたが、階段になくても十分なWi-Fi環境が構築できたため、2台体制となっています。

中継機にするかメッシュWi-Fiにするか悩みましたが、少し高くても使い勝手が良いメッシュWi-Fiの方が暮らしやすいと考え、TP-LinkのメッシュWi-Fiにしました。

ゴリゴリにゲームをするわけでもなく、YoutubeやNetflixを快適に見られれば十分だったので、我が家ではお手頃なDeco М4を使っています。

心が寒さに弱くなる

一条工務店のi-smartで暮らすようになり、床暖房の恩恵を受けてから、寒さに弱くなりました。

風邪をひきやすくなってはいませんが、明らかに寒いところが苦手になったんです。

正月、祖母の家に帰省したのですが、寒すぎてストーブから離れることができず、ストーブから離れるたびに「寒い、寒い、帰りたい」と口にしていたんです。

毎年帰省していますが、床暖房がある生活を知る前と知った後では、寒さの苦痛度合いが全然違いました。

家中どこにいても暖かくて、風呂上がりに半袖で「なんか今寒くね?」と軽口を叩けることがどれだけ幸せなのか実感しました笑。

使っていない部屋も床暖房のスイッチはONにしないとダメ

床暖房を効率よく運転するためには、使っていない部屋も床暖房を付けなくてはいけません

家を建てても最初のうちは子供部屋が物置になっていることありますよね。

ただただ物置になっている子供部屋であっても床暖房はONです。

なぜなら、床暖房を切ると部屋が寒くなり、その冷気が他の部屋に移ってしまうからです。

冷気が来て寒いからと使っている部屋の温度を上げていると、使っていない部屋の床暖房をONにするより電気を使ってしまいます。

そのため、もったいないと感じても使っていない部屋の床暖房もONにしなくてはいけないのです。

使えるラグ・カーペットに制限がかかる

床暖房は使えるラグやカーペットを制限してしまいます。

床暖房対応のものでなくてはいけません。

「このラグおしゃれだからこれがいい!」

と思っても床暖房非対応で諦めたりもしました。

また、そもそも床暖房はラグやカーペットとの相性が悪く、敷かないのが一番良いんです。

暑くても逃げ場がない

全館床暖房は家中が暖かくなるので、暑くても涼める場所がありません

冬でも1日だけ急に気温が上がる日ってありますよね。

寒い日に合わせて床暖房の温度を設定していると、急に暖かくなったときに室内が暑くなってしまいます。

汗ばむほどです。

しかし、家の中に涼める場所、逃げ場がありません。

どうしても涼みたければ外に出るしかないんです。

日中であれば涼みに外へ出ればいいですが、寝ているときに暑いと寝苦しくなってしまうんです。

出しっぱなしだと野菜や果物が腐る

逃げ場がないのは食材も同じです。

よく、冬は野菜や果物を玄関など寒いところに置いておきますよね。

箱買いしたみかんを玄関に置いている方も多いでしょう。

しかし、全館床暖房は玄関の土間まで暖かいので、野菜や果物を置いていてはすぐにダメになってしまいます

箱買いしたみかんを入れられるような大きな冷蔵庫を買わないといけないんですよね。

我が家では冷蔵庫の他にシャープの126Lの冷凍庫を使っています。

シャープの冷凍庫は温度を変えて冷凍庫としても使えるのでおすすめです。

まとめ:床暖房は寒い地域に住んでいる人にとってメリットがたくさん

以上、床暖房のメリットとデメリットを解説しました。

床暖房を使用していて、たくさんのメリットデメリットがあると感じていますが、トータル的に見てもメリットの方が多いと感じています。

寒い地域に住んでいる方は、床暖房があることで暮らしが豊かになるでしょう。

一方で、冬でも雪が降らないような比較的暖かい地域の方には、床暖房はオーバースペックになってしまいます。

ですので、暖かい地域の方には床暖房が付いていないハグミーや別のハウスメーカーの方が良いかもしれません。

僕自身、冬は氷点下になるくらい寒い地域に住んでいるので、床暖房の恩恵をかなり受けています。

ぽんず
ぽんず

もう床暖房なしの生活には戻れません笑

床暖房のことだけでなく、家づくりをしていると、疑問点がたくさん出てきます。

たくさん出てくる疑問を解決するには実際に住んでいる人の意見がとても役に立ちます。

つまり施主の意見が重要になってくるんです。

僕のブログでも、一条工務店に関する施主だから発信できる情報を多数解説しています。

理想の家づくりに役立つ有益な情報になっていますので、ぜひご一読ください!

ぽんずからは以上です。