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「部活に青春を捧げたい」と日々頑張っているそこのあなた!
僕も部活が恋人のような学生生活を送ってきたので気持ちがよくわかります。
とはいえ、
- チーム内に温度差があって一丸になれない
- 必死に努力する人とあまりやる気がない人が分かれてしまってチームがバラバラ
と苦労している方も多いと思います。
そこでこの記事ではチームの温度差を解消する方法を、万年一回戦敗退だったチームから全国出場者を出した経験がある部長の観点から解説します。
具体的には、
- チーム内に温度差が生まれる理由
- 温度差を無くす方法
の順番に重要なポイントだけを解説していきます。
この記事を読むと、チームの温度差で悩まなくなり、限りある青春を謳歌できます!
チーム内の温度差が生まれる理由
取り組んでいる目的が違う
部員はそれぞれ、部活やクラブに取り組む目的が違います。
全国大会常連のチームは、メンバーの全員が優勝を目標に一丸となることができますが、そうではないチームがほとんどだと思います。
勝ちたい!
上手になりたい!
と向上心がある人もいれば、
勝敗より楽しみたい!
と考えている人もいます。
「向上心がある人」は、上手くなるためならと、きつい練習や自主練習も率先して行います。
一方で、「楽しさ重視の人」はきつい練習はやりたくないと思っています。
僕はチームメイトに、
「そんなにきつい練習して何になりたいの?」
と聞かれたことがあります。
僕は勝つために練習することが当たり前だったので、返答に困りました。
真面目に取り組まない人の気持ちがわかりませんでしたが、その人も必死に取り組んでいる人の気持ちがわからないと言っていたんです。
このように、同じ部活やチームに所属していても目的や目標は様々です。
そして目的や目標の違いこそが温度差を生じさせる原因の1つです。
レベルに差がある
部活動やクラブチームには、経験者もいれば未経験者も入ってきます。
未経験者はまず
- ルール
- 基礎
を覚えて、0を1にしなければいけません。
上級者と初心者が同じ練習をしても、両者が満足することはありません。
上級者に合わせると、初心者をおいてけぼりにしてしまいます。
逆に初心者に合わせると、上級者にとってつまらない練習になってしまいます。
強豪校や人数が多いチームは一軍、二軍のようにレベル分けできます。
しかし、人数が少なかったり、練習場所が少なかったりする場合はチーム分けができません。
このように、レベルが違えば温度差も生まれやすくなってしまいます。
指導者がいない
指導者はチームの雰囲気を左右する重要な役割を担います。
指導者によってチームは何色にもなるのです。
それほど、指導者は重要な存在。
指導者は技術的な指導はもちろんですが、怠慢なプレーを注意したり、逆に良いプレーは褒めたりしてチームの雰囲気を引き締めることも大切な役割です。
このような指導者がいることはとても恵まれたことです。
指導者がいないと雰囲気は緩くなってしまいます。
温度差を無くす方法
チーム内の温度差を無くすことは非常に難しいですが、温度差を解消する方法はあります。
指導者を見つける
チームの温度差を一定にする最も簡単な方法は、指導者を見つけることです。
先に述べた通り、指導者は技術指導はもちろん、雰囲気作りも重要な仕事です。
指導者がいないチームでは、やる気がない人を注意するのは部長やチームメイトになります。
もちろん切磋琢磨できる関係なら問題ないですが、楽しむことが目的の人は、チームメイトに注意されることを嫌います。
お前、何様なんだよ!!!
と言い返されることもあります。
メンバー同士で注意し合う関係は、亀裂を生む原因になります。
一方で、指導者がいるチームは、指導者によって雰囲気が引き締められるんです。
また、指導者が怖いと、チーム内の共通の敵になります。
人は共通の敵ができると一致団結するため、結果として温度が一定になります。
指導者が重要なのはわかったけど、簡単には見つからないよ…
指導者を見つけるのって難しいですよね。
顧問が指導者の役も担っていれば問題ないですが、必ずしも経験者とは限りません。
そこでおすすめなのが、チームのOB、OGに声をかけることです。
最近はSNSで誰とでも繋がれる時代です。
チームのOBやOGに声をかけることも難しいことではありません。
また、OBやOGはそのチームに思い入れがあるため、引き受けてくれる可能性が高いです。
口ではなく態度でみんなを引っ張る
「ちゃんとやって」、「もっと真面目に」と不真面目なチームメイトを注意しても、真剣に練習してくれることはありません。
仲が悪くなるだけです。
そんなときは、口ではなく態度でチームを引っ張りましょう!
つまり、チームのムードメーカーになれば良いのです!
まずは自分自身が全力で部活やクラブ活動に取り組むことが大切です。
この人はいつも頑張ってるよな~
と、誰が見ても思うような存在になることが求められます。
練習だけでなく、掃除などの後片付けも率先してやりましょう。
そして、頻繁にチームメイトとのコミュニケーションを取ってください。
これを続けていると、チームの雰囲気を操れるムードメーカーになれます。
最初からチーム全体を引っ張ろうとする必要はありませんよ!
意識が高いチームメイトを一人ずつ巻き込みながら、やる気がある人を多数派にして、チーム全体の雰囲気を変えていきましょう。
結果を出して士気を高める
結果を出すことでチームの士気は高まります。
これは、団体競技は少し難しいかもしれませんが、個人競技なら十分に結果を出すことができます。
僕の所属していた部活は他校に比べて弱く、1回戦で敗退することが当たり前のようなチームでした。
しかし、ある大会で僕が優勝したことをきっかけに、チーム全体の練習に取り組む姿勢がガラリと変わったのです。
優勝するまでは、明確な目標もないままなんとなくで練習していましたが、優勝した日以降は、みんなが1つとなり練習に取り組んでいました。
優勝は簡単なことではありません。
だからこそ優勝することで士気が高まり、温度差を無くすことができました。
必ず優勝しないといけないわけではありません。
「自分たちが今まで届かなかった結果に届くこと」が大切です。
万年予選敗退のチームならば、本戦出場できたら、それは結果を残したことになります。
チームの温度差を無くすためには、あなたが結果を残すことでチームの士気向上にもつながります。
意識の高いチームに移籍する
思い切って、別のチームに移籍するのも温度差の解消になります。
温度差を無くすためにあれこれ動くのは相当疲れます。
学生の時間は短くとても貴重です。
温度差の解消に時間を費やすことはもったいないです。
あなたが温度差の解消に時間を奪われている間に、ライバルたちは恵まれた環境でさらにレベルアップしています。
本当に上手になりたいと思う熱量があるなら、自分と同じかそれ以上に熱量を持ったチームに移籍したほうが良いです。
移籍することで、温度差を気にせず練習に没頭することができます。
今のチームを見捨てるの?
と感じるかもしれません。
しかし何度も言うように、学生の時間は短くとても貴重なのです。
少しでも温度差に不満を感じているなら移籍することが一番良い方法です。
まとめ:チームの温度差で悩むのはもったいない
チーム内に温度差が生じる原因と温度差の解消方法について解説しました!
まとめ
- 取り組んでいる目的や目標の違いが温度差を生む
- レベルに差があると温度差を生む
- 指導者がいないチームは温度差が生じる
- 指導者を見つけて温度差を解消
- 口ではなく態度で示して温度を上げる
- 結果を出して士気を高める
- 意識の高いチームに移籍する
多くの方がチームの温度差に悩まされたことがあると思います。
この記事はあくまで一例ですが、僕はこの方法でチームの士気を高め、同じ目標に向かって練習することができました。